家の引越し 猫目線 〜最終章〜

母ちゃん！！！

帰って　きたでぇ！

って

なんで　すぐ風呂場みたいな

ところに入れるん？！

うぉ〜（だしてぇ〜）

母ちゃん

連れて帰ってくれたひとに

“また　お願いします！”

って　ゆーてる。

もう

ええでぇ〜。

ぼく　猫やから

家が　ええねん。。。

ようやく　開放して

くれた。

てかっ

『なんじゃこれーーーーーッ』

『ここ　どこですか？』

ぐちゃぐちゃやん。

とりあえず　チェックしな。

ぼく　猫やから

低姿勢で

チェック　チェック。

（夜）

母ちゃん

寝てもうた。

母ちゃん。。

Ｇ おるよ。

母ちゃんって

Ｇ おるよ。

後日

Ｇ 駆除のため

再び

ぼくは

預けられました。

ぼくは　ストレスで

うんちが

コロコロに

なりました。

おわり

家の引越し 猫目線 ２

（当日つづき）

うぉ〜〜〜ん。

怖いんですけど。

ぼくは　猫だから

環境の変化に　ものすごく

ストレスを　感じるん

ですけど。

うぉ〜〜〜ん。　　

母ちゃん　気づいて

いつもと　鳴き声ちゃうやろ！！！

めったに　こんな声

出さへんで。。。

わっ！

なんか　車の音した。

リュックサック　（キャリーバッグ）

から

バスケットに乗り換えや。

母ちゃん

“お願いします”

って　ゆーてた。

どこ行くんやろ。

（ペットホテルにて）

入れられた。

でも

ぼくの　布団と

おちっこの匂いのついた

砂がある。

ちょっと安心。

と　いうか

緊張するわ。

でも　この感じ

なんか　うっすら　

覚えてる。

物心ついたとき

体じゅう　むいむいで

死にかけとったけど

よー寝たし。（多分麻酔）

目が覚めたら　むいむいおらんし

おちりも　ムズムズせえへんし

お腹減って来て

産まれてはじめて　カルカン

食べたし。

うんち　でたし。

元気に　なったから

悪い　思い出は

ないわぁ〜。

でも　

はよ帰りたいわぁー。

母ちゃん

なにしてんのやろ。

とりあえず

おとなしくしとこ。

＊むいむい　かわいい虫のこと。

つづく。

家の引越し 猫目線 １

母ちゃんが

ドタバタ　ドタバタしてる。

なんか　いつもと違う。

箱（ダンボール）を

組み立てている！

なんか　おもしろそう！！！

ぼくは　猫だから

箱の中には

入ってしまう　遺伝子を

持って　いる。

だから

すぐ　入る。

出された。

また　箱組み立ててる。

入る。

また　出された。

また　箱組み立ててる。

入る。

出された。

すると

母ちゃんが

“いちいち　入ったら荷物

入れられへん！”

と

ヒステリーというやつを

おこした。

あれ？

ぼくの　おもちゃも

箱に　入れた。

あれあれ？？？

ぼくのおうち（ゲージ）

が　バラバラになった。

ヒーターもお布団も

箱に　入れてる。

ずいぶん　様子が　変わった。

母ちゃんが

ヒステリックに

エイッと言いながら

箱を　たくさん

積んでいる。

ちょっと

ドンっという　音　怖い。

でも

１番上まで

のぼって　みよう！

なんせ

ぼくは　猫だから

高いところが　好き

という　遺伝子を

持ってるんだ。

でも

母ちゃんが

どんどん　箱を

積んで来るので

振動が　怖くて

やっぱり

おとなしく　してよう。

（当日）

母ちゃんが

リックサック（キャリーバッグ）

を　出してきた!

にげろっーーーーーーーー！！！！！！

あかん捕まった。

あかん　チャック　しまった。

もがいたら

出れるかもしれん。

ぼくは　猫で

狭いところが　好きと

いう遺伝子を　持っているかも

しれんけど

それは　あくまでも

すぐ　逃げれるところで

あって

拘束とは　違うぅぅぅぅ。

つづく。