FFシリーズで一番好きVIIの感想です。
物語は、元ソルジャー(クラス1st)のクラウドが参加した反神羅組織アバランチのミッドガル壱番魔晄炉爆破作戦からスタート。
壱番魔晄炉の爆破に成功し、一旦はアバランチを抜けようとしたクラウドだったが、幼馴染のティファの懇願を受け、次の伍番魔晄炉爆破作戦にも参加することになる。
伍番魔晄炉の爆破には成功するが、神羅の罠にはまり、クラウドは爆破に巻き込まれスラム街へ落ちてしまう。
偶然通りかかったエアリスに助けられたクラウドだったが、エアリスが神羅に追われている身と知り(古代種の末裔であり、たった一人の生き残りであるエアリス。古代種とは、遠い昔に栄えた種族で、星と交信しエネルギーを得ることが出来たとされていた為、実験材料として神羅に狙われていた)、エアリスからの要請(半強制的な)によりボディガードを引き受ける。
その頃、神羅はゲリラ(アバランチも神羅から見ればゲリラ)殲滅の為、七番街を破壊しようと画策。
それを知ったクラウド達は、阻止しようとするが失敗。
七番街は壊滅、アバランチの仲間を失っただけじゃなく、エアリスも神羅に連れ去られてしまう。
エアリスを奪回すべく、クラウド達(ティファとアバランチのリーダーであるバレット)は神羅ビルに突入。
エアリスを奪回し、新たな仲間であるレッドXIIIを加え、神羅ビルを脱出したクラウド達だったが、クラウドやティファの親を殺し、故郷を滅ぼした仇であるセフィロス(元神羅の最強ソルジャー。出生の秘密を知って人類を嫌悪するようになり、星を破壊しようとする)が生きていたことを知り、セフィロスを追う旅に出る。
セフィロスを追い、海を渡って新大陸へ向かったクラウド達は、ケットシー、ユフィ、ヴィンセント、シドと出会い仲間になる。
そんな中、辿り着いた古代種の神殿で、ついにセフィロスと出会うクラウド達。
セフィロスは「究極の破壊魔法メテオを使い、星を破壊させる。星の治癒エネルギーを自分のものとし、自分が神になる」と宣言する。
セフィロスを阻止できるのは、古代種の末裔であり、破壊魔法メテオと対をなす、究極の白魔法ホーリーを使える自分だけ・・・そう決意したエアリスは、一人で古代種の都である「忘らるる都」に向かう。
忘らるる都の祭壇で、白魔法ホーリーを発動させる為の祈りを捧げるエアリスに、セフィロスの凶刃が・・・
って、悲劇的な展開でDISC1(←今では考えられないけど、FF7は全部でDISCが3枚もあった)は終了。
積極的にクラウドにアプローチできるエアリスより、不器用で自分の気持ちを素直にクラウドにぶつけられないティファの方に感情移入してしまった私だけど、ぶっちゃけ、ゲームでの使い勝手の良さは、ティファよりエアリスの方が上だった。
なので、苦労して最強リミット技を覚えたのに、忘らるる都(DISC1のラストイベント)でエアリスがセフィロスにサクッとやられちゃった時は、真っ白に燃え尽きた「あしたのジョー」状態だったわよ
DISC2は、セフィロスの操り人形になってしまったクラウドが、セフィロスに黒マテリア(メテオを発動させる為に必要)を渡してしまい、メテオが発動、世界は恐慌状態に陥る。
クラウドは行方不明となり、ティファ達はクラウドを探す旅に出る。
ようやく見つけたクラウドは、人格崩壊を起こし、精神世界に入ってしまっていた。
ティファはクラウドの人格と記憶を取り戻す為、精神世界に入る。
そこで、5年前の真実を知り(クラウドとティファの故郷であるニブルヘイムを、セフィロスによって滅ぼされた時の真相)、クラウドの人格と記憶を取り戻す。
再び、仲間と合流したクラウドとティファは、メテオを阻止できるホーリーを、死の直前にエアリスが唱えてくれていたことを知る。
だが、セフィロスによってホーリー発動を封じ込められていた。
クラウド達は、それぞれの想いを胸に最後の決戦に挑む・・・
エアリスの最強リミット技が諦めきれない私は、途中でエアリスは復活するんだろうなって、DISC2の中盤まで思っていたけど、クラウドが人格崩壊して精神世界に入っちゃって、そのクラウドを救う為にティファが一時戦線離脱する頃には、エアリス復活はないなって思い直した。
だって、クラウド⇔ティファになってから、エアリスを復活させたら収拾つかなくなっちゃうもんね
精神世界から帰ってきてからのティファは、積極的というよりは、自分の気持ちに素直になって、クラウドのいちばん近くでクラウドを支えるんだけど、FF7でのクラティイベントのクライマックス、最終決戦前夜のクラウドとティファは・・・
DESTINYでいうキララクというか、FPオープニングのリボンキララクを見てるような感じでした(爆)
(キララクも好きよ。あくまで、SEEDの頃のだけど・・・)
まあ、基本的に、クラティ好きな私としては、最終決戦前夜の二人は、ボリコンじゃなくてムービー+声付きで見たかったって思いもあるけどね(笑)
ゲームクリア後のエンディングムービーは、その当時は画像のキレイさに感動したものだったけど、人というのは欲張りな生き物で、FF7ACの画像で、ユフィとヴィンセントもメンバーにちゃんといるバージョンで見てみたいなって思う。
・・・なんて思っていたら、とうとうPS4で完全リメイクされるらしい。
となると気になるのは、私始め、大多数の人が“ある”と信じて疑っていなかった、エアリス復活ルートが今度こそ設定されるのかどうか。
キャラ的にも声的にもエアリス好きな私としては、復活ルートがあってもOKだとは思うけど、やっぱり、ストーリーの流れがああだったからこそ名作になったと感じるので、もし、復活ルートを設定するのであれば、FFX2のティーダのように、本編での復活ではなく、ユーザーの選択式(復活させたい人は条件をクリアする)にして、エンディングで復活させて欲しいなっと。
私は、別記事にもあるとおり、当初からキャラとしてはエアリスもティファも好きだったし、カプとしては特にACを観てからはクラティ、ザクエア派だったので、エアリスの最強リミット技には未練タラタラだったけど、ストーリーの流れとしてはああなるのが一番おさまりが良かったし自然だったと思う。
だって、本編中でエアリスが復活しちゃうと、公式の続編であるAC、DCに繋がらなくなっちゃうし。
ACでクラウドがああなってしまったのは、親友と、親友と同じく大切な人を、目の前で死なせてしまった後悔からきたものだから。
クラウドの罪悪感を取り除くためにエアリス復活ルートを設定するなら、ザックス生存ルートもありでしょう。
ザックス生存ルートは・・・ものすごく見たいけど(汗)、ACCやCCの感動はいったい・・・って感じになると思う。
それくらい、本編内でのエアリス復活は、あの世界観を破綻させかねないことなので、もし、復活ルートが設定されるならエンディング、そして選択式でお願いしたい。
あと、新規で追加するなら、ライフストリームで再会した時のザクエアを入れて欲しいかな。
っていうのも、エアリスがクラウドに出会った時は、クラウドはザックスのコピーだったし、本当のクラウドじゃないって気づいてはいたけど、エアリスが真実を知る前に永遠の別れがあったから、やっぱりエアリスの本命はザックスだったと思うので。
(クラウドが心配で、ずっと見守っていたザックスだから、エアリスがライフストリームに来るまでは、エアリスのこともずっと見守っていたと思うんだよね。だから、ザックスがエアリスを迎えに来るシーン、さらに、二人の会話があったら最高かも)
CCが出てからはザクエア傾向が更に高まったし(本編は好感度設定あったから仕方ないけど、エア→クラはあってもクラ→エアはなかったよね。CCのザクエアにははっきりと両思い描写あったけど)、ACのエンディングでクラウドを見守っていたエアリスがACCではカットされていたり、ACCラストでザックスが旅立ったところにエアリスの象徴である花が、これまたエアリスの象徴である教会に、ザックスのバスターソードが墓標として立てられていることから見ても、ザクエア、クラティ決着なのかなっと。
それが今では、制作スタッフの無神経な発言とゴリ押しのせいで、エアリスには同情票が集まって、その反面、ティファにはバッシングが集中しているのには疑問を感じていたりする。
だって、当初は「デート1回」の発言のせいで、一般的にはエアリスの方が顰蹙かっていたよね。
制作スタッフが開発当初の設定をネタバレしたせいで、本当はクラエア決着だったはずなのに!って、諦めきれない熱狂的なエアファンの人達の気持ちは分かる。
分かるけど、ちょっとやり過ぎかな。
特に、たまたま見た◯◯kの書きぶりには若干引きました(汗)
個人的には、あの展開だったからザックスと共にクラウドの「永遠の人」になれたと思うのだけど。
(但し、ACからのティファのCVが、噂どおりの選出方法だとしたら私も意義あり。申し訳ないけど、彼女の場面だけジ◯リ作品にしてしまった罪は大きい『注:あくまで、声だけです。ジ◯リ作品が悪いって訳じゃなく。それに、あっちは全員がそうだから目立たないけど、こっちは一人だけだからぶち壊し感が半端ない』。あれだけの錚々たる面々の中、本業じゃないにしては検討しているけど・・・やっぱりねぇ・・・)
なので、そういうストーリーの流れと無関係のところから発生した理由で名作を台無しにするような展開は避けて欲しい。
リメイク自体は心待ちにしているし、PS3は買わないけどPS4は買おうと思っているので、本当に、「リメイクしなければ良かった・・・」ってことにはなりませんように!(切実)