K.G

とりあえず一作

呆けました

2008-04-10 00:46:15 | Weblog
最近、「山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー」ってのを読んだんですけど、それに星新一の「足あとのなぞ」というショート・ショートが、密室物の本格という扱いで収録されてたんですよ
で、私は星新一のショート・ショートに関しては全てとは言わないまでも、ほとんどは通読した気でいたんですけど、その「足あとのなぞ」はどうも読んだことがある気がしなかったんですね
それで最後の出展一覧を見てみたら

『ちぐはぐな部品』角川文庫

ってなっとったんですわ
そこで「あれ?これウチになかったっけか」と思って本棚見たら、やっぱある
明らかに読んどるわけですよ、私は
既に読んだ物を再読してるにも関わらず、それを読んだかどうかも分からねぇとは――
こりゃもう寝惚けてるとしか言いようが無い
何せ千篇を超えてるだけに、タイトル聞いただけじゃ内容を思い出せなかったりもしますが、それでも冒頭を読めば少なくとも読んだか読んでないかぐらいは普通分かるんですよ
それがそれすらも分からんとは、修行(?)が足りんというか、我ながらガッカリしてしまいました

ところで、以前に書いたNHKのショートショート劇場が何時の間にかレギュラー化してたのですが、どうせ誰も分からないだろうと思うので内容を評するのは止めとこうと思っとります
私の場合、話の筋に対してどうこう書くのではなく、映像化として良いか悪いかという、原作と番組のどっちも知らないと分からんようなことを書いてしまうので……
加えて上記のようにボケが始まったようだし、面倒なので(これが本音か)一切やりませぬ


余談ですが、前述の「山口雅也の~」の中の「密室学入門 最後の密室」という短編で「モルグ街の殺人」、「黄色い部屋の謎」、「ユダの窓」、「ズームドルフ事件」のネタを割っちゃってますので、御注意を
私が未読だったのは「ユダの窓」だけでしたが、注意書きがなかったのでやられてしまいました
正直、仮に事前に注意してたとしても作中で他作品のネタばらしはどうかと思うんですけどね
密室をネタにしたこの短編の性質が性質だけに、という所もあるんですけど、それでも絶対必要かというとちょっと疑問があるんですが

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3 コメント

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Unknown (kei)
2008-04-11 01:18:14
山口達也の本格ミステリ・アンソロジーw
山口雅也を知らなかったとしても無理がありませんかw
密室に未来は無いと言われて久しいようですが、それでも書き継がれますね
テレ朝の「キミ犯人じゃないよね? 」とかいう悪ふざけとしか思えないタイトルのドラマの一回目も「二重密室殺人の彼女」なんてなってますし

星新一は1001篇以上を書いてて、文字通り千夜一夜物語を達成した人なわけで
犯人を例え知らなくても、何の根拠もなく「コイツ犯人ヅラじゃね?」と思ってしまうことはよくありますw
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千篇!? (うキた)
2008-04-10 20:18:05
さすがに今回は私の介入できるトコがない…
千篇ってどんくらいだろ?
意外と実感ないだけで読んでるのかしら?
いやいや、さすがに…っていうか最近は全くと言っていいほど読んでないし、そんなに読めば少しは忘れてしまうものなのかもw
ちなみにサスペンスドラマの場合は
トリックは忘れてるのに犯人の俳優だけは絶対忘れないという…再放送を見てもおもしろくないという現象に襲われます(^^;
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TOKIOかと思った (G-パム)
2008-04-10 16:14:04
ときおさん家にいましたよね?
山口なんたらさん
いや、かっぺーじゃなくて

密室トリックで、「ワオ!」って
思えるのって最近ないなー
出尽くされたのかしら

いっぱい読んでるわけじゃないですけど
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