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坂本龍馬篇

2024-03-03 00:23:00 | 物語
ー坂本sideー

ワシは自室で書き物を終えて
ふと考えた時
あの娘(天海)の事を思い
自室を出て
あの娘の部屋の前まで行ったが
(部屋の中から)人の気配が無く
(天海の)部屋を離れ
名前を呼んで探したら
縁側から声が聞こえた
縁側で少し話して
天海は自室へと戻って行った

龍『はぁー・・・
     断られいで良かったぜよ(汗
     断られちょったら
     寂しかったぜよ・・・

そんな事を考えながら待って居ると
背後から声をかけられた

?「坂本さん
  姉さんと逢引きっすか?」

急に声をかけられ
驚いて振り向くと
そこに現れたのは

龍「中岡⁉︎
  急に声をかけるき
      吃驚したぜよ(汗」

「すいません
  急に声をかけてしまって・・・
 『いつもなら気配で気付くのに
  今日は姉さんの事で
      頭がいっぱいなんだろうな・・・

龍「大丈夫ちや。
  ・・・って
  なんで逢引きのこと知っちゅーが⁉︎

慎「えとですね・・・



ー数時間前ー


















中岡sideー

以蔵君の部屋から自室に戻る途中
何処からか聞き慣れた声が聞こえ
(声を)辿っていくと
縁側からだった
自室に戻ろうと思ったけど
聞き耳を立てる事にした

『いや・・・
  聞き耳立てづに     
  其の儘(自室に)戻ろうよ・・・。』

「なんか思ったっすか?
  刹那(作者)?」

「何も思ってません!」
 『流石、武士・・・
     鋭い・・・

「そうっすか。」←疑ってる

「・・・(汗」

作者と話すのは後にして…

「準備してきますね!

『ん?
  何処かに出かける・・・?
  しかも姉さんと‼︎
  ・・・ってこっちにくる』

姉さんは俺に気づかず其の儘
目の前を通り過ぎて行った

なんか嬉しそうな顔してたな・・・
  なんか坂本さんにだけ
  ズルいなー・・・
     さて、坂本さんに声かけて
  (自室に)戻ろ。』























「…って所だけっす。
  だから逢引きの事を知ってるっす。」

龍「そうか…
     …じゃのうて
  盗み聞きは良うないぜよ!」

『坂本さんも思うよね。』

『また刹那、なんか思ってすね…』
   「“盗み聞き”なんて人聞きが悪いっす
  聞こえてきたっす。」

龍「…!
  けんど聞かんでおったらえい。」

「無理っす。
  坂本さん声が大きいすっから。」

龍「…!

坂本は頭を掻いて中岡に反抗の言葉も出なかった

『図星っすね。』
 「あ、坂本さん」

龍「何ちや?」

「一言言いたいことあるっす」

龍「…?

「俺はまだ坂本さんとねー…
     の恋仲を認めて無いっす!

『え?
  中岡君
  その台詞、お父さんが言うやつ!』

龍「中岡に
  認めいでー…
     ちっくと待て!
  今、中岡…
     (港の事)呼び捨てにしたが⁉︎」

「呼び捨てにしたっすよ?
  なんか悪いっすか?」

龍「“悪いっすか?”やないぜよ!
  ワシ以外に呼び捨てなんて
  許さんぜよ‼︎」

「いいじゃないっすか!
  以蔵君と高杉さんだって
  呼び捨てで呼んでるっすよ?」

龍「あ…
  確かに…」

『今、気付いたっすか…』
    「呼び捨てしていいっすよね!」

龍『ほんまは嫌やけんど…
    「えいぜよ…」

「やった!」

話の区切りがつき
丁度そこに声をかけた人物が居た


?「龍馬さん、慎ちゃん。」

2人は声をかけられ
振り向くとそこに天海が居た

龍・「港(姉さん)⁉︎」

港『そんなに驚かなくても・・・』
 「ごめんね・・・
  急に声かけて。」

龍「大丈夫ちや!」
 『何時から居って何処まで聞いちょった・・・?』

慎「大丈夫っすよ!」
 『姉さん何処まで俺たちの会話聞いてたんだろ・・・?』

内心が落ち着かない2人である
気まずい空気の中
声を出したのが

「えーと・・・
  2人の会話はちょっと前から聞こえてきたよ。」























今日は此処まで
ではおやすみなさい




















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