秋月にインターネットで注文した部品セットが届きました。
CQ誌のとおりに作って、1時間くらいで完成し、うまく動作しています。
青、赤、黄、黒のボタンの順番は、もちろんCQ誌上で作っているちさと様と同じにしました。(^o^;)
ICソケットとかスイッチ、ジャックを基盤から浮かないようにつけるあたりを工夫して気をつければ初心者でもOKでしょう。CQ誌にはテープでとめる方法が書いてありました。私はもう少しアクロバティックにやってしまいましたが。。
電子工学の知識がなくてもCQ誌6月号を読みながら作れましたよ!
使用感です。
気に入ってまーす!
キーの打ち出される感じですが、比率や間隔の調整はできませんけど、少なくともCW経験の少ないぼくにとっては自然でとてもいい感じです。
ゆったりと打てる感じ。聞き取りやすいキーイングが自然にできる印象。
ちなみに愛用の市販のエレキー(カツミ)は手の操作がシビアにストレートに伝わり、テンションが高まる感じ。文系の印象表現ばかりで申し訳ありません。
メモリーにCQやらコールサインなどのメッセージを記憶させる手順はとてもスムースにできました。
これに関しては、リグについているメモリーキーヤーよりも(初心者には)ずっといい印象。パドルで入力するのですが、間をおいてゆっくり入力できるのです。
うまくできてますねぇ。
リピート機能(ビーコンみたいにメッセージを繰り返し送信)もついていて、調整や測定にも便利と思います。
ブザーのビービーがすごい音を出しますが、もちろんオフに出来ます。
ブザーなのでピッチや音量の調整はできません。
私はゴムシートを小さく切ってブザーにふたをしました。
ICに内臓のEEPROMは電源を切ってもメッセージを記憶しています。
書き込み回数には制限があり、現実にはほとんど問題ありませんが永久に使えるわけではありません。
ランダムにコールサインを出してブザー音で聞き取りの練習が出来る機能がついています。DXのコールとかJAとかJAの7コールとかランダムに打ってきます。
私は市販のメモリーキーヤーを使った経験はありませんが、値段は市販のメモリーキーヤーよりもかなり安くなりますよね。
ステレオミニプラグのジャックがついてますので、コネクターの半田付けの苦手な方はオーディオ店で売ってるケーブルや変換コネクタを使えばリグへの接続も楽ちんでしょう。
キットだからいじりやすい楽しみがあります。
メッセージ送信ボタンや速度調節のボリュームからケーブルを引き出したりして、リレーやらフットスイッチやら使っていろいろ遊べそうですよね。
ちなみに、リグがエレキーやメモリーキーヤを内蔵しているとしても、大きなリグはともかく、コンパクト機の場合、外付けエレキーや外付けメモリーキーヤーは重宝すると思っています。
エレキーの速度を変えたり、メモリーキーヤーのメッセージ送信のたびにメニューを選ぶなんて実際はやってられないです。