kazとPEZと仲間たち

乳がんになりました ~抗がん剤1から4クール

またまた更新が滞ってました。。。

とりあえず、生きてますので~



以下に抗がん剤について のまとめ。。。



抗がん剤治療は、通院治療です。

初回は2月6日(金)。

抗がん剤はいろんな種類があって、私はEC療法(3週間/回×4クール)を行います。
E(エルビシン)C(シクロフォスファミド)という2種類の薬剤です。

まずは、血液検査で抗がん剤に耐ええる体力か検査します。
主治医から問題ありませんね。と言われ、診察室横の処置室で投与しました。

初回だけは、何かあったら主治医が対応できるように近くで投与します。

投与前に吐き気止めの経口剤を飲み30分ほど待ち、
更に吐き気止めの点滴を30分。
その後に見るからに身体に悪そうな赤い点滴(エルビシン)を10分ほどで全部入れます。

↑この赤い点滴は、おしっこを赤くします
看護師さんから「血尿じゃないですから驚かないでくださいね~」って

この赤いおしっこはその後数日続きます。。。

 

抗がん剤は躊躇して点滴すべきでなく、入れるときは間髪入れずやらなきゃいけないそうです。

間違って血管から漏れたら炎症を起こすそうです。
そんな劇薬を体に入れていいの?と思いつつ、説明を受けました。

その後、その劇薬を血管から洗い流すために、生理食塩水を点滴。(約7分)



そしてもう一つの抗がん剤のシクロフォスファミドを点滴。(約30分)
これは透明な液体でした。
その後は、生理食塩水。(約10分)

合計約1時間半くらいで、あっという間に5種類の点滴は終わります。

その間には、看護師さんが何度も顔を出し「大丈夫ですか~」と。
特に、何の問題もなく帰ってきました。

朝から病院に行って、検査や点滴だと昼過ぎに自宅へ。
めっちゃお腹空いた~とコンビニで買ったおにぎりと豚汁をペロリ。

なーんてことないわ~と余裕をかましていたら、
食後2時間ほど経つと、身体が鉛で押しつぶされたように重くなり動けなくなりました。

もうそれからは、ムカムカ(吐き気)との戦い。
それから何も食べることも飲むこともできなくなりただひたすら耐えました。
約2日間は飲み食いはムリな状態。
それに倦怠感で何もしたくなくなりました。

さすがに3日目は一口二口は食べられましたが、約5日間はとにかく死んでました><

表現は難しいですが、妊娠期間中のつわりと似たような感覚です。
口の中のネバネバ感もひどいです。

ただ違うのは、1週間ほどでその吐き気もネバネバ感も治まります。

治まると、食欲も出て外出もできます。
でも勘違いして人ごみに出て、投与後6日目で熱を出しました。

投与後1週間で白血球が下がり病気に感染しやすくなるようでその時に外出して、マニュアル通りに熱が38.5度まで出ました。

熱が出た際の抗生物質を処方されておりそれを飲むと熱も下がりますが、熱がある2日間は食欲もなく倦怠感と戦う日でした。

そして熱が治まったころから脱毛。
髪の毛を触るとバサバサ抜けます。


抗がん剤経験者から、脱毛の際のキャップを付けていたらいいよ。とのことで抜け出してからはキャップをかぶって脱毛に備えました。

お風呂のシャンプーもやればやるだけ髪の毛が抜けていつ終わればいいかわからないくらいでした。

排水溝には髪の毛の山。
ほんと、おぞましいくらい抜けました。

それから1週間くらいであらかた抜け落ち、落ち武者のようになりました(笑)

現在も抜けてますが、一時期よりは少ないです。
まだツルッパゲにはなっておらず、このまま剃ろうか?と思案中です。

熱が治まった翌日より会社復帰しました。
もちろんウィッグです。

そして2回目に備えて、毎日カロリーの高い食事を心がけました。
その間、口内炎になりましたがこれも処方されたお薬で特に問題なくやり過ごせました。

結果、投与後1週間の吐き気と倦怠感がひどくて便秘やじんましん等の副作用はなく過ごせました。



以下、2クルールから4クールの感想です。。。

だいたい同じ感じで副作用は出ました。


◆2クール目(2/27~)
 2/27夕方~3/4 強い吐き気と倦怠感、膀胱が痛い。匂いに敏感になる。口の中がネバネバする。
 3/5~3/6    のどが腫れて声も出なくなり、発熱。食欲は一切なし。
 3/8~3/12   前の週のような強い吐き気はなく食欲が出る
 3/13~3/19   仕事復帰 もう脱毛も終わる(すべて抜けた)

 ※抗がん剤の影響で点滴した右腕の血管が痛い。
  口内炎ができて食事が辛かったが、薬を処方されたので数日で治った。


◆3クール目(3/20~)点滴を左腕に変える。白血球の数値が若干低かったものの強行。
 3/20夕方~3/27 強い吐き気と倦怠感。匂いに敏感になる。口の中がネバネバする。
 3/28~3/31    前の週のような強い吐き気はなく食欲が出る
 4/1~4/9     仕事復帰

 ※熱が出なかったので仕事復帰も早めに
  脱毛した頭部がカサカサになり保湿剤を処方してもらう。
  時々、呼吸がきつくなる。
 

◆4クール目(4/17~)白血球の数値が低かったので1週間延期となる。それまでは仕事。
 4/17        トラウマになったのか、点滴中から吐き気
  4/18~4/23  強い吐き気と倦怠感。口の中がネバネバする。
 4/24~      前の週のような強い吐き気はなく食欲が出る

 ※最後の抗がん剤治療と思ったら、気持ちも楽で回復も前の3クールより早かったような気がします。
  匂いに敏感だったのも慣れたのか、特に気にならなくなりました。
  そのままゴールディンウィークに突入し、仕事復帰は5/7。
 


人によっては翌日から仕事ができる人、とにかく起き上がれない人とさまざまなようです。
私は、一般的に1週間くらい動けなくなり他の副作用は血管が痛くなったくらいで、時々呼吸がきつくなることがありますが、これも副作用なんでしょうか。

1クール目から口内炎、2クール目にはのどが腫れて熱が出たので、その後はうがいを外出しなくても毎日数回するように習慣づけました。
そのせいか、3クール目からは口内炎、のどの腫れもなかったです。
 
それと、外出時には「マスク」をしています。(今も)
抗がん剤治療中の外出は他人から病気を移されるのがとにかく怖かったです。(笑)
抵抗力も低くなっていますから、移りやすいんです。


他にもネットで調べると、爪に影響があることも。というのがあったので、1日数回ネイルオイルを塗っていました。
なので、爪は健康です。

食事は、食べられないときはおかゆやうどんを食べていました。
とにかく口も動かしたくなかったので噛まずに食べられるものがよかったです。
また、「生もの(生野菜、刺身など)」は食べないようにしていました。
主治医に聞いたら、「人それぞれなので、「生もの」も食べてみないとわからない。」と言われましたが、当たったら怖いので「生野菜」の代わりに「ゆで野菜」を食べていました。

実は、今日現在も「刺身」は食べていません。

それと妊娠期間中のように口の中がネバネバします。
さわやかな炭酸飲料水が飲みたくなって「CCレモン」を飲んでました。




と、思いついたのをツラツラ記載してみました。
「あっという間に終わりますよ」という主治医の言葉は間違いなかったですが、またこれを経験しろ。と言われたら嫌です

私の感想は長くて短かった3か月でした。
 



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