かやのみ幼稚園の創設者である足利亮平氏(現園長の祖父)はよく「ハトに豆をやるように、子どもに絵本を与えなさい」と言っていました。
といっても絵本は漫画や小説等と比べて少し高価です。どうせ幼い時期にしか読まないのだから。。。という理由もあり、なかなかたくさんの絵本にふれあえないのが現実かもしれません。
幼稚園では創設者の意向から、遊戯室内に約3.000冊にもおよぶ絵本を所蔵し、週に一回子どもに貸し出しをしています。
家で少なくとも一回以上は読んでもらうことがルールとなっています。
絵本は字が読めだすと自分でも読むことができるようなりますが、できる限りお家の方に読んでもらうようにしています。
それは何故かというと、音声をしっかり耳で聴くことがこの時期必要だからです。
おそらく絵本を子どもに読む時は、寝る前であったり、ソファで膝の上であったり、親やお家の方との大事なスキンシップともなりますし、大声で耳元で読むはずばありません。
優しく耳元に語るように読まれることでしょう。
その優しい声(絵本の内容によっては怖い声色もありますが。。。)と、マッチする絵を見ながら脳が成長していくと思います。
かやのみ幼稚園に通う子どもは、毎日先生の読む絵本や紙芝居を一冊以上は耳で聴いています。土日は家で絵本を読んでもらっていますので、毎日絵本を豆をたべる如く吸収していくことでしょう。。。