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本の話題

2008年08月21日 23時54分13秒 | 雑記


今更だが、読んでみた。

数年前に映画化もされ、話題になっていたが、原作者にあまり興味が無く

現在に至る。



で、なんで読んだかというと、どっかのブログの書評に同作者の「クライマーズハイ」

という作品が( ・∀・)イイ!!とあったから。

んで、読んでみて キタ――(゜∀゜)――!!

これキタ――(゜∀゜)――!!

と!


他にはどんな作品が!と本屋に行ったら、あー、これも、これもそうなのね!

ってな具合。

すっかり横山秀夫の虜になってしまった。


で、写真の2作品、読み終わった後に映画もレンタルしてみてみたので、

そちらと合わせての感想は、

まず、「出口のない海」

回天のことが細かく描かれているし、戦時中の学生と職業軍人のこととか書かれているが、

やっぱり、現在に生きている人が書いているせいか、主人公のセリフは

当時の若者が言えるのだろうか?と思った。

女学生の描写は萌えなんだけどね~。

ちなみに映画は、原作のダイジェスト版でした。



続いて「半落ち」

2003年直木賞の候補に挙がった作品である。

最初は題名の意味が良く分からなかったが、読み始めて直ぐに男たちの熱いドラマ

に引き込まれていくのだった。(笑)

ネタばれするので細かくは書けないが、主人公の行動の意味が最後の最後でやっとわかる作り。

別に、もったいぶっている訳ではないし、これはこれで最後に謎がわかる所が

見せ方として(・∀・)イイ!!と思った。


映画のほうはというと・・・・

マスコミ(新聞屋)が、原作と違ってでしゃばりまくっていたところが鼻についた。

作者は元新聞記者。デスクも担当していたと聞く。

その作者が、新聞屋の役回りを大して書いていないことからも美化する必要は

ないかと。営利目的に動く泥臭い演出で良かったのでは?(実際そうなんだろうし)

しかし、出演者は豪華である。特に樹木希林の演技には脱帽してしまいました。


現在、「クライマーズハイ」が映画放映されているが・・・

多分、見ないと思う。

小説の文章で細かく書かれている描写は、2時間の映画では演出できないのではないかと!

このさきも、小説の映画化は見に行かないだろうな~。

やっぱり、活字はいいね~。


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