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病床つづり

13年前に大腸がん末期から復帰、そんなお土産人生を無駄にした弟の闘病記

赤いしるし。

2011年06月09日 23時00分01秒 | 日記

    6月9日


   病院に向かう途中でメールが入る、

   「部屋変わりました!」

   名前を確かめると赤いしるしに変わっていた。

   病室の前にネームプレートがあり、

   名前の上の○が色分けしてある

   青、黄色、赤

   入院当時、看護師さんに尋ねると、

   青は自力で歩ける人、

   黄色は介助または車いす使用の人、

   赤は自力で歩けない人と聞いていた、


               

   40度前後の熱が続いている、

   弱っている、もうこれ以上痩せることはないだろう、

   ナースステーションの前の個室に移された。

   赤い○は自力では歩けないそんな意味もあるが、

   なんだか病状に応じての印のような気がした。


   主治医と話す、

   肝臓が・・・・  わかります、あの顔色ですから、

   熱の原因はたぶんカテーテルからで、外しました。

   熱が高くならないと思います・・・・・もう栄養は入らないのですね。

   薬はもう投与できないのです、出血を誘発しますから、

   このままでは本人が可哀そうですから、

   出来るだけの事はしますが・・・・・よろしくお願いします。

   すべての手が尽くされた、そう感じた。

   

   

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