アニメ 咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A 感想

第３局　接触


（以下、漫画版及び関連作品のネタバレを含む。）


　漫画版の第３話感想はこちら。


提供



　前半の提供は、クラスメイトにもみくちゃにされる宥姉。
　宥姉って、案外人気者なのかね？




本編



「でも このチームに赤土という選手はいないからね！」
「わずらわし…」

　灼のスルーっぷりが素敵。




　県予選１回戦、阿知賀はいきなり優勝候補・晩成高校と激突。
　でも、考えようによってはラッキーだったよね。
　警戒されて、対策を取られる前に本命を潰せる訳だし。



　晩成高校の先鋒は、３年・小走やえ。



「ドラスジの三面張…」



「お見せしよう　王者の打ち筋を！」


　普段から麻雀を打っている人には常識かも知れないけど、ポイントは２巡前の切りだね。

　　　ドラ

　ここから一盃口を見てを切ると、ツモの時に役なしになってしまう。
　だが、小走さんの様にを切っておけば、をツモった時にも平和になるのだ。

　を切ったところで、平和一盃口になるのは、よりも先にを引いた場合だけ。
　なので、この形からは、小走りさんの選択通り、切りで平和を確定させておくのがベター。


　しかし、この局を制したのは、小走さんではなく、玄だった。
　それも、役無しドラ７をダマにしての、傍目には意味不明過ぎる8000オール。
　自分が最善手を打ち、相手が悪手を打っても、なお負ける事がある。それが麻雀。




　阿知賀は、玄の作ったリードを守ったまま、大将戦オーラスに突入。



　アナウンサーが「大将戦オーラス」と言っているのに、表示が南３局だが、それはさておき。

　阿知賀と晩成は22800点差か。
　親満やハネ満の直撃で返るから、油断は出来ないな。
　もっと大差かと思っていたけど、晩成も善戦はしていたのか。

　オーラスは、穏乃しずがダマで2600点を和了り、丁寧に終局。



　晩成高校、アニメでは、もうちょっと描写されるのかと思ったけど、やっぱり瞬殺だったな。
　ところで、「LIVE」って事は、晩成高校のこの姿はリアルタイムで中継されちゃってるの？




　そのまま、阿知賀は奈良県代表に。



　一方、長野では、清澄高校が全国出場を決めていた。
　写真がのどっちなのは当然として、部長もインタビューを受けてたんだ。
　そして、優勝に最も貢献したハズの咲は、相変わらず扱い小さいなぁ。




　清澄も県代表になったと知り、燃え上がるしずに笑った。
　玄と憧は、そんなしずをスルーして、普通に会話を続けるし。






　全国大会に向け、各県の準優勝校との練習試合に赴く阿知賀女子麻雀部。
　しずの提案により、最初の対戦相手となったのは、長野の準優勝校・龍門渕高校だった。



「県予選開始前　私はあんたたちの夢は絶対叶わないって思ってた
　こっちの話じゃない　晩成に対する勝算はあった
　だけど…　和の学校が長野を勝ち抜けるビジョンが見えなかった
　だって…　去年のインターハイ…　わたしは長野代表のチームを見ていたから――」

　お、これは、漫画版にはなかったセリフだね。
　赤土監督は、龍門渕高校の強さを知っていたのか。
　そりゃ、のどっちが全中王者でも、無名校が勝てるとは思えないよな。

　それが蓋を開けてみれば、清澄は龍門渕に負けず劣らずの怪物揃い。
　咲はともかく、部長も、まこも、タコスも、今まで無名選手だったのが不思議なくらいだ。






　龍門渕高校・天江衣登場。


　阿知賀女子 vs 龍門渕高校

　その結果は……、



　チーン。






　三箇牧、去年全国２位の荒川憩登場。






　漫画版にはない、初瀬が憧を見送るシーンは良かった。
　マメがどうのと言いつつ、ずっと憧の手を離さない初瀬にニヤニヤ。




　全国ランキング２位、インターハイ第４シード、千里山女子登場。



　怜＆竜華。
　病弱アピールにツッコまれた際の、怜のトボけた顔に笑った。
　このやり取りのせいで、怜が病弱だというのは半分演技だと思ってたなぁ。




　フナＱ、泉、セーラ。
　セーラの声は予想していた以上に男の子だった。




　阿知賀女子麻雀部とすれ違う、清澄高校の制服を着た少女。



　それは、穏乃たちの旧友・原村和ではなく、天江衣に土をつけたという「清澄の嶺上使い」だった。


「同い年
　なんて言ったっけ　名前――
　たしか　咲…



「宮永咲……！！
　私の…　私の倒すべき相手だ――！！」


　天江衣、荒川憩、園城寺怜、そして、宮永咲。
　全国区の魔物が、次々に阿知賀女子の前に現れた今回。

　阿知賀視点で観ると緊張があるのだが、本編視点に戻ると途端に笑ってしまう。
　どうして、衣や憩や怜よりも、咲の方が恐れられているんだよ。
　しかも、この時の咲は、絶賛迷子中で涙目だというのが尚更。




ED

　第３局のEDは、第２局のEDとはまた違う、特殊エンディング。
　これが、第１期でいうところの、シリアスエンディングになるのかな？
　第１期でも思ったけど、内容によってエンディングを変えるというのは、秀逸なアイデアだよね。




　穏乃。




　憧。




　玄と宥。




　灼。




　白糸台高校。




　千里山女子。
　怜の病んだ目が素敵。




　新道寺女子。
　右端の娘がちょっと気になる。




　対局室に辿り着いた穏乃。



　そこには清澄高校がいて、



　気付いたのどっちが振り向き、微笑んでくれるというのが良いね。
　OPで穏乃がのどっちに手を伸ばすシーンは、ちょっと切なかったし。


　ただ、個人的には、『阿知賀編』って、見ていて不安になっちゃう時があるんだよな。
　本編に比べると、短い時間で上手く行き過ぎて、まるで穏乃の見ている夢みたいだというか。
　第１話のラストで、現実には玄は待っていないし、憧も来なかった……なんてオチを想像してしまう。

　まぁ、それは考え過ぎだが、上のシーンはどうなんだろう？
　咲のスカートは全国仕様なのに、のどっちの髪型が県予選の時から変わってないのは何故？
　のどっちが決勝前に髪型を戻すのか、現実の光景じゃないから昔の髪型のままなのか？




本編Ｃパート

　21世紀…
　世界の麻雀競技人口は数億人を超え　プロの麻雀プレイヤーは人々の注目を集めていた
　高校でも大規模な全国大会が毎年開催され
　そこではプロに直結する成績を残すべく　高校生麻雀部員達が覇を競っていた……
　これは　その頂点を目指す少女達の軌跡――！！

　このフレーズを聞くと、燃えるね。
　このＣパートでは、『咲-Saki-』本編のキャラが続々登場。




　鶴賀学園。




　風越女子。




　龍門渕高校。




　永水女子。




　臨海女子。




　愛宕洋榎、部長、その隣は劔谷高校の古塚さん？




　BDに続いて登場、姉帯さん。




　宮永照。




次回予告



　次回サブタイトルは「全国」。

　今回はピッタリ漫画版の第３話までだったね。




提供



　後半の提供は、高速でパンを食す怜。
　齧歯類みたいだ。




エンドカード



　エンドカードは、衣ととーか。
　『阿知賀編』のとーかは、生え際が後退している様で、ちょっと気になった。
　元々こんなもんだっけ？




Blu-ray



　Blu-rayは何処で買おうかなぁ？
　今回は流石に全店舗で買うのは無理だし。
　取り敢えず、店舗特典の詳細が明らかになるまでは保留。