Dragon

ある日、様々な想いと魂を込めて体に双龍、紋を刻んだ



今まで生きて来た中でやっと、


やっと自分の弱さの本性が見えて来たぜ


苦しいけどなんも苦しくねぇ


向かい合ってぶっ飛ばしてやろうぜ







雲の切れ目から蠢く２匹の昇龍が確かに見えたぜ


奴らは俺が苦しいとき、ネガティブな時は底なしの沼に引きずり込む


でも俺が光に向かって走るときは最大の味方になるんだ


奴らはあえて何も力は貸してくれねぇ


頼っちゃダメなんだ


泣きついちゃダメなんだ



全て俺次第


幻想じゃねぇ


ハッキリと２匹の龍が現れた


そしてこれからの人生、俺がどう生きて行くかいつも俺の目の前で口を開けながら、音を立てながらじっと見ている


そして待っている


俺の心の叫びを誰よりもずっと聞いている


そして共に暴れ、悲しみ、楽しみ、怒り、喜び、感じて生きて行くんだと分かった



奴らはもうその覚悟は出来ている


後は俺の何かを打ち破り覚悟するだけ

様々な想いの






弱さと向き合う勇気と行動をこいつらが教えてくれたのか？





刻む覚悟と、刻んでからのもう一段階の覚悟を教えてくれた





しっかりと宿ってくれ



弱さを必ずぶっ飛ばしてやるぜ




その今の、この人生初めてのこの想いを俺は音楽に込める

舞う体に込める



俺に出来る事はこれしかない

じゃなく


俺が伝えたい手段がこれなんだ




また一つ、目が覚めた気がするぜ



昨日よりもっと自分を愛してやろう



みんなも自分をHAPPYにしてやってくれ



ありがとうよ

W Dragon



俺が心を奪われた京都建仁寺の双龍図