マジシャンの友人

某マジシャン集団と付き合いのあるTVディレクター

友人がカラオケスナックを開店した

2011-02-24 15:11:24 | Weblog
友人がカラオケスナックを開店した。
場所は、西武池袋線石神井公園駅。
全くの水商売経験が無いなかでのオープンだった。
しかも年齢は50歳をすでに幾つか越えている。
大げさに言えば、まさに人生を賭けた新たな船出である。

昨日、他の友人たちとそのお店を訪ねた。
あまりお金はかけずにオープンしたいと言っていた彼だが、
最後には、自らの生命保険を解約してまで開店資金を工面したと言う。
そのお陰でお店は実に綺麗に仕上がっていて、とても気持ちのよいお店だった。
19日のオープンから5日ほど、まだまだこれから先の事は分らないが、
ある程度のお客は早速何人かは出来たみたいだ。
しかも、そのお客というのは全てご老人。
なかには94歳のお婆さんまでいると言う。
お昼になると、お弁当持参で数人でやって来るそうだ。

カラオケスナックなど時代遅れなのではないかと、勝手に考えていた自分にとって
これは意外であった。
そして思ったのだが、現代の年寄りたちにとってはカラオケスナックこそ
みんなで楽しく時を過ごす事の出来る憩いの場所なのかもしれない。
病院や美容院、更には公園などでは決してなく
カラオケスナックなのではないか。

友人たちは、お店を始めた友人に将来はお店をNPOにして
役所から援助をしてもらえば良いではないか、などと盛り上がっていた。
近い将来、そういったお店がどんどん増えるのかもしれない・・・。