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聖ヨセフの家庭の保護のロザリオ

2022-09-05 12:13:22 | 日記
聖ヨセフの家庭の保護のロザリオ 

十字架の印を深い尊敬をもってしなければならない。
まずから始める。これは頭、創造、聖父である。
次に心臓の所に印をする。これは愛、生命、救世、聖子である。
次はである。これは力、聖霊である。全てのものが十字架を
思い出させてくれる。

(聖ヨハネ・マリア・ヴィアンネ)


【十字架の印】

╋ 父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。

十免償 を受けるための祈り(任意)

わたくしの祈りや御旨にかなう行いによって得られる免償をことごとく
お受けいたします。

全能なる御父よ、主イエス・キリストの御名において、自分が受けた
免償をことごとく、煉獄の霊魂の救いの為にお譲りいたします。
とくに家族・親族・信友(信仰の友)・恩人・友人・同僚・上司・関係者など
自分がお願いした者たちにお譲りしたいとおもいます。
また、誰にも祈ってもらえない霊魂のためにもお譲りしたく、
主におまかせいたします。


十 始めの祈り

聖霊来たり給え 御身の最愛なる浄配  
聖マリアの汚れなき御心の頼もしき
御取次によりて来たり給え(三回)



(十字架で)

ああ主よ、御身は聖ヨセフに値せる光栄を帰し奉らんがため、
御身は彼の肉身と霊魂とを天の御国に受け取り給い、栄光と共に冠を
授け給いたれば、御身はヨセフをして御養父、御身に属せし万物の至高なる
管理者として、しかして世に目に見え、かつ見えざる如くして示し給えり。

(大珠で) 聖ヨセフ、聖家族の保護者よ、わが家庭を祝し給え。

(小珠で) 聖ヨセフ、我らのために祈り給え。 3回




第一玄義 

(日・火・木)
神の召命:マリアを自らの浄配として受け入れよとの主の御命令に
服従されしを、御身に謝し奉る。

(月・水・金・土)
神の導きへの服従:エジプトへの避難は、聖家族の保護者として、
ヨセフはイエスとマリアと共にエジプトに逃るるによりて、
愛する者を救いたり。ヘロデが、ベトレヘム周辺の二歳以下の
全ての幼な子の虐殺を命じたるゆえなれば、聖家族を守りしゆえに、
聖ヨセフに感謝し奉る。


    エジプトへの避難

(大珠で) 聖ヨセフ、聖家族の保護者よ、わが家庭を祝し給え。

(小珠で) 聖ヨセフ、我らのために祈り給え。 10回

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。
始めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。


第ニ玄義

(日・火・木)
みどりごの保護者:聖霊によりて懐胎されしマリアを公にする事を
望み給わず、マリアを守り給いし御身に謝し奉る。

(月・水・金・土)
大なる御憂慮:エルサレムの過ぎ越しの祭りより帰路につかれし時、
聖家族の頭なるヨセフは、一日を過ぎてイエスのおられざるに気づき、
親族や友の内を捜せどもイエスを見出し得ず、彼を捜すために、
マリアと共にエルサレムへと引き返されたり。神殿にイエスを
発見されし時、マリアののたまいき、「父上を見給え、我は大なる
憂慮のうちに汝を捜したり」御養子を見失いし時の、終えしまでの
ヨセフの御思いは、誰か思い得る者あらん。

(大珠で) 聖ヨセフ、聖家族の保護者よ、わが家庭を祝し給え。

(小珠で) 聖ヨセフ、我らのために祈り給え。 10回

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。
始めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。


   神殿での少年イエス


第三玄義

(日・火・木)
隠れ宿を見つけ給う:宿所を見出す事あたわず、王の中の王なる
イエスのためのつつましき隠れ宿を受け入れるに他なし。
ああヨセフ、マリアと御子の出産にふさわしき場所を見出すこと
あたわざりき御身の御心傷はいかばかりぞ。

(月・水・金・土)
冠なき御尊厳:ヨセフはダビデの家のヤコブの子なり、王家の
ひこばえなり。ヨセフは完全なる謙遜の模範なり。今我らは
聖なる書のうちに、ヨセフに当然に値せる王の冠を求む試みの
言及を見出したり。



(大珠で) 聖ヨセフ、聖家族の保護者よ、わが家庭を祝し給え。

(小珠で)聖ヨセフ、我らのために祈り給え。 10回

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。
始めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。


   馬小屋のイエス


第四玄義

(日・火・木)
幼な子イエスの保護者:父母の愛と世話の一切の責任と共に、
ヨセフはイエスの御養父として歓迎し給いたれば、子らを自らの
家に歓迎す全ての養父母の模範となり給いしを、御身に謝し奉る。

(月・水・金・土)
地上におけし主の御国の復権:ヨセフによりて、天つ御国にありし
如くの、まことの王の御国を取り戻し給いたり。天地創造の日々より、
神はこの世の王となり給いて、サムエルの時代、神の者らの人王を
待望しいわく、「我らを治むる王を我らに与えよ」これに答え神の
サムエルに、のたまいき。「汝に述べし彼らの声を聞きたり。」
サムエルには、「彼らの声に従いて、彼らに王を立てよ」と。
これいまだ、世の王として復活せしキリストによれる、神の
エルサレムの内の勝利の入場にあらざれども、この預言を
満たしたれば、恐るることなし。シオンの娘よ、見よ。汝の王、
若きロバにまたがりて来たり給う。」


(大珠で) 聖ヨセフ、聖家族の保護者よ、わが家庭を祝し給え。

(小珠で) 聖ヨセフ、我らのために祈り給え。 10回

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。
始めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。


   イエスロバで入城



第五玄義

(日・火・木)
律法への従順:主の契約を守りたるアブラハムの子として、
全ての男児の肉にしるすユダヤの律法にヨセフは従いたり。
誕生より八日すぎし後、その幼子、イエスの御名を公与されたり。
八日過ぎたれば、幼な子の割礼の時なり。御胎内に宿り給いし前に、
かの天使より与えられし御名、イエスと彼は呼ばれり。

(月・水・金・土)
公教会の守護者の宣言を受けし聖ヨセフ:1621年、グレゴリオ15世
教皇は、聖日の義務として聖ヨセフの祭日を宣言され、1726年には、
ベネディクト13世教皇は、諸聖人の連祷のうちに聖ヨセフの御名を
さしいれ、最後に1870年には、司教と信心深き者たちの熱願を許し
給いてピオ9世教皇は、聖ヨセフを公教会の守護者としたり。


(大珠で) 聖ヨセフ、聖家族の保護者よ、わが家庭を祝し給え。

(小珠で) 聖ヨセフ、我らのために祈り給え。 10回

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。
始めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。

(最後の祈り)

ああ、イエスよ、我らの罪を赦し給え。我らを地獄の火より守り給え。
またすべての霊魂、ことに主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え。

大天使聖ミカエル、戦いにおいて我らを護り、
悪魔の兇悪なるはかりごとに勝たしめ給え。
神の彼に命を下し給わんことを伏して願い奉る。
ああ天軍の総帥、霊魂をそこなわんとて
この世を徘徊するサタン及びその他の悪魔を、
神の御力によりて地獄に閉じこめ給え。

╋ 父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。

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