深夜まで掃除していました。
すでに31日、大晦日
午前1:30
携帯メールの着信音が鳴りました。
こんな時間になんだろう？
メールを開くと
大学の大先輩からの英文メールで
読めないけど
HELPって書いてあります！
寝ている旦那さんを起こし
大変なの！先輩が助けてって！
旦那さんと辞書ひきながら
解読すると
先輩は
ウクライナに旅行に来ていて
ホテルで強盗にあい
ピストルを向けられ金品を奪われた。
パスポートと命は助かったけど
ホテル代が払えない。
私を助けて、って言っています。
先輩は
世界中を仕事で巡る
ワールドワイドな人で
海外に友人も多く
今までも何度か
英文メールをくれていました。
なので
疑う余地もなく
私に出来ることがあれば
教えてください、と返信しました。
すると
2700ドルを送金して欲しいと
返信がきました。
明朝、ご家族と相談してから
改めてメールします、と返信すると
いつ送金してくれるのか？
私は待っています。と
英文で返信があります。
あー！
よほど困ってるんだ！
でも、そんな大金、
しかも送金方法がよくわからない！と
慌てながら
ついに日が昇り
先輩本人にも
ご自宅にも電話してもつながらず
大学の先生に相談の電話をしました。
そして
先生が先輩に電話をすると
先輩は都内のご自宅で寝ていたって。
つまり
先輩を語った悪い人からの
詐欺メールだったとのこと。
メールに書いてある
携帯電話番号も自宅電話番号も
デタラメでした。
ああ！
そうだよね！！
家族も人望もある大先輩が
こんなショボイ私を
頼りになんてしないよね！！
夫婦そろって
心配な一夜を過ごしてしまいました。
先生からは
怪しいメールに簡単に返信するな、と
ちょっと怒られ
先輩からは
そういうメール、よくあるんだよ！
と言われ
なんとも
やるせない思いをした
今年最後の日でした。
色んな詐欺事件があり
自分は騙されることなんてないって
思ってたけど
危ないところでした。
騙される方が悪い、
なんて言う人もいるけど
本当に心配して過ごした
この数時間。
騙すのが悪いに決まってる。
騙される方が悪い、なんて
絶対に言うものか、と
身を持って学んだ
今年最後の日でした。
