こんばんは くーちゃんです
東京では桜が早くも開花し始めました
先日国立新美術館で開催中のルーブル美術館愛を描く展へ行ってきました
今回のルーブル美術館展は愛に関連する絵画(15世紀〜17世紀中心)のコレクションで
描かれている絵画のテーマは知っていても
初めて観る画家による貴重な絵画ばかりでした
最初入ったプロローグの展示室では私の大好きな画家フランソワ・ブーシェによる
「アモルの標的」が展示されていてたくさんのアモルに囲まれながら
愛の矢が私のハートにまさに命中してしまいました
(アモルはラテン語表記で=愛の神=英語名ではキューピッド&女神ヴィーナスの息子です)
同じ展示室にエデンの園を見守る大天使ジョフィエルも
大きな翼を広げながら存在感抜群でした
そして次の展示室はまさにアモル(キューピッド)の愛の物語と
ギリシャ神話の世界に登場する神々の物語が満載で
一度観ただけでは詳細まで見きれないほどのストーリーが展開されていました
どれも本当に素晴らしい作品ばかりでしたが
個人的に好きな絵はアモルとプシュケの愛の物語に関連する以下の3つの絵画です
「眠るアモルを見つめるプシュケ」ルイ・ジャン・フランソワ・ラグルネ
「プシュケとアモルの結婚」フランソワ・ブーシェ
(最後の展示室で撮影可のブログの写真の)
「アモルの最初のキスを受けるプシュケ」フランソワ・ジェラール
愛の神アモルのお相手のプシュケはギリシャ語で「魂」を意味します
アモルに姿を見るのをプシュケは禁止されていたにもかかわらず
アモルが眠っている間にうっとりとアモルにみほれてしまいます
目が覚めたアモルは姿を見られたため逃げ去ってしまいます
以降アモルを探す旅に出たプシュケはアモルの母ヴィーナスから
数々の試練を課されますが
克服し最後に二人はめでたく結婚します
神の愛に触れた人間の魂が試練に耐えた後に幸福になるという
ハッピーエンドの愛の物語です
今仕事や対人関係・恋愛などで悩みを抱えていたり
人生が果たしてうまくいっているのかわからない
何らかの試練や課題を感じている時は
プシュケの魂の旅路を思い出してみましょう
きっと大丈夫
最後はハッピーエンドがあなたを待っています