
●びっくりドンキー湊高台店
今日、ランチを食べるために久々、びっくりドンキー湊高台店に出かけた。すると、これまでは開店が10時だとばかり思っていたのだが、8時に変更になっていた。10時でも便利だと思っていたのが、さらに2時間も早まったのは何かとうれしい話だ。飲食店の開店時間はまだまだ①11時から②11時半からのタイプもあるのだ。
びっくりドンキーが開店時間を早めたのは、「朝食需要の増加」「従業員の確保と働き方改革」「ポストコロナ対策」として、2020年4月より宮城県の7店舗で実験を開始し、同年10月から東北地区直営23店舗に拡大していたというから、わが湊高台店もその流れとみるべきだろう。

●セルフオーダー用のタブレット
8時開店は同業飲食店業界では、ガストや星乃珈琲がある。コメダ珈琲やスターバックスはさらに早い7時開店だ。びっくりドンキーに入ってびっくりしたことがある。この辺は「おやじギャグ」だが、注文のしかたが、これまでのホールスタッフに対しての「口頭注文」方式からタブレットを使った「デジタル」方式に変更になっていたことだ。タブレット注文のことを「セルフオーダー」というらしい。これは既に回転寿司のスシロウやかっぱ寿司、すき家、弁慶、松屋などが導入している。

●セルフレジ用の会計精算機
最後に食べ終わり、会計を済まそうとしたら、いつものレジカウンターには「セルフレジ」の案内があった。ここで2度びっくり。そう言えば、かっぱ寿司やすき家、松屋、スーパーのマエダやユニバースの一部の店舗などもセルフレジだということを思い出した。世の中はどんどん、技術革新の進歩や人手不足を背景に、これまでの人の手による仕事やサービスから各種の精巧なデジタルマシーンにシフトしていくことだろう。問題はこうしたデジタル処理の操作に疎い高齢者らがついていけるかだろう。スマホ操作に慣れていれば何とかかんとか出来るのではないかと思うが、そうした条件がないタイプもいるだろうから。ここまで書いて気がついたことだが、そもそもびっくりドンキーの主たる客層は若い世代である。これまで何度か利用した経験からすれば、ほとんど高齢者をみたことがない。ハンバーグステーキのメニューは高齢者には敬遠される傾向があるのかもしれない。したがって私の先ほどの心配は杞憂ということになる。