カストルじいさんが見たもの

生活の中で見て感じたもの、出かけた時に見て感じたものを 写真にしてみました。

カメラ遊び

2016年03月04日 | カメラ機材
久しぶりにカメラのお話です。

先日、おばあさんがおじいさんの使っていたカメラがあると言って
靴の入っていたであろう段ボールの箱を出してきました。
中に入っていたのがこのカメラです。

おじいさんは他界していませんが、おばあさんが大事にしまっていたようです。
(段ボール箱がどこにしまってあったかは、わかりませんが・・・)
調べてみると1989年4月発売の Nikon F-401S QD(クオーツデート)のようです。

せっかくあるのでこんな使い方を考えました。
フィルムカメラなのでさすがにフィルムを入れての撮影は断念
レンズのみ生かしてみようと
ニコン1 j3 のボディにアダプターをかえしてレンズを付けました。

新しくレンズアダプターを仕入れたのですが
Gレンズではないので、純正のアダプターではなく
海外製の安いものをネットで購入です。

実はニコン1 純正のレンズやアダプターでないと認識してくれません。
「レンズが装着されていないと撮影できません」のメッセージが出てきて
操作ができなくなるのです。
唯一マニュアルモードにすると撮影できるようになります。
なので
ピントはレンズのリングを回して画面で確認
絞りはレンズのリングで
シャッター速度は唯一本体(J3)で設定です。
露出を測れていないのか、利いていないようで
適当にシャッターを押すと、真っ黒だったり真っ白だったり
ISO感度もAUTOが利かないようで、本体で設定
本当にマニュアルなんです。

昔のカメラはこんなだったのかな?大変ですね
って想像しながら撮影しました。
救われるのは、撮ってすぐに画面で確認できることですね。
失敗作が出来ても、たいていはまた撮りなおすことが出来ます。

こんな画を撮ってきました。

駅の近くに早く咲く桜があります。
どんな品種かわかりませんが
満開に近かった。
春近しですね。


公園の猫
ベンチの下でうたたねです。


何か食べ物があったのか?
スズメの大群
人が来るとサッと逃げていきました。


ニコン1は、昔のレンズを使って撮影するのは向いていないようです。
ニコン1本体自体も最近譲っていただいたものなので
どのくらいの解像度があるのかついでにテストするつもりでした。
ピントも拡大しての確認ができなくなるので
全体で見るしかなく中景に合わせることが非常に難しくなります。
ウム~ もう少し チャレンジするか。

ちなみに
SONY NEX-5Tは、P/A/S/Mすべてつ使えるし
ピントも拡大表示やピーキングができて追い込めます。
露出も測定できているようで、表示画面にリアルタイムで反映できています。
写真の成功率がずいぶん違います。

カメラを初めてあまり長くない自分は
オート撮影のありがたさがわかりませんでしたが
今回のことで身に染みて理解できました。