校長室だより ~ 武蔵野の森で紡ぐ友情『明星学苑・スクールライフ』

民間企業勤務から中学、高校、大学など、教育現場へ転じた『キャリアコンサルタント』の日常をお伝えします。

高松先生の教え~列車事故への備え

2018年07月10日 08時48分37秒 | 日記
昨日お伝えした特別講座の中で、高松先生からとても有意義なお話がありましたので、お伝えいたします。それは、高松先生が特別講座の前日に、たまたま遭遇した列車のアクシデントのこと。この日の帰途、通勤で使われている武蔵野線が、貨物列車との接触事故を起こして「運転見合わせ」となりました。結果的に4時間近く再開しなかったと言われるので、どれほどご不自由だったことでしょう。代替運転のバスも運行されたそうですが、そちらも長蛇の列でしたので、高松先生は諦めて列車に戻ることに。そこで、携帯していたパソコンをカバンから取り出し、仕事をされたとのことでした。

「涼しい社内で4時間仕事をできたので、ずいぶんはかどりました」と笑みを浮かべていらっしゃいましたが(この切り替えがすごいですね!)、ここで得られたという高松先生の受験生に対する教訓は二つ。一つは、試験会場に向かう時に、どこかで何かの事故があった時の『迂回経路』を調べておくということ。とともに「迂回経路を使って余りある時間の余裕をもって出発しましょう」とも。そしてもう一つは、こうした事故に遭遇した時に、時間を有効に使える携行品を忘れないようにということ。まさに『備えあれば憂いなし』でしょうか。翌日、たまたま高松先生の研究室に伺う用事があったので、とても心に残るお話であることをお伝えしました。高松先生とお話しするのは初めてでしたが、ご専門が民族音楽であること。そしてリコーダーに似た『Tin whistle(ティン・ホイッスル)』というアイルランドの縦笛について、お話をしてくださいました。私は初めて耳にする楽器でしたが、調べると『リコーダーとティン・ホイッスルはどちらが優れているということはなく、運動性と得意分野が全く異なる』そうです。いつか、演奏を聴かせていただく機会に巡り合えれば、と本学での楽しみがまた一つ増えました。
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