校長室だより ~ 武蔵野の森で紡ぐ友情『明星学苑・スクールライフ』

民間企業勤務から中学、高校、大学など、教育現場へ転じた『キャリアコンサルタント』の日常をお伝えします。

続・オープンキャンパス~聖徳を選ぶ理由

2018年05月28日 14時19分05秒 | 日記
昨日のオープンキャンパスの前に、児童学科・心理コースの相良教授から、今年の新入生の学生たちがどのような理由で聖徳大学を選んだのかという調査資料を受け取りました。体験授業を行ううえでも、高校生が何を求めて本学を訪れているのかを知るのは、とても参考になります。わくわくする気持ちで、一人ひとりの入学志望動機を読みました。

たいへん興味深い資料でしたが、やはり就職に強いことが、志願理由のトップになっています。これはコースによらず見られる傾向で、長年にわたり公立幼稚園、保育園への合格率が際立っていることが、安心感につながっているのでしょう。実際、私が所属する『聖徳ラーニングデザインセンター』にも、このところ近く迫ってきた採用試験に向けて、受験対策にやってくる学生が増えています。先生方のサポートを受けて、ぜひとも合格目指して頑張ってください!

そして「オープンキャンパスで目にした、卒業生や在学生の論文や作品に惹かれて」という声も多く聞かれました。私自身、そうした作品は今年初めて見たのですが、広いスペースに所狭しと飾られた力作群は圧巻です。そのまま幼児教材として販売できそうな、完成度の高い作品も少なくありません。昨日見た作品の中には、しまじろうが描かれた牛乳パックを利用した作品もあり、ちょっと嬉しくなりました。

4月に行われたFC(フレッシュマンキャンプ)では、児童心理学を本気で学ぼうと考え、神奈川県から3時間近くかけて通ってくる学生と話をしました。そうして学びの中身に注目して進学してくるというのも、たいへん心強いです。心理コースではないのですが、先日ご紹介した児童文化コースにおいては、神谷教授の授業を受けたいからという理由で選んだ学生もいました。私が高校に勤務していた時には、生徒への進路相談の場面で「○○先生の授業を受けたいからと言えるくらい、大学のことを調べるように」と助言していたので、本学でそのままの実例に出会えたのは喜ばしい限りです。いずれにしろ大学選びは、多額な学費のことは元より、将来を左右する大きな問題ですから、ぜひとも納得のいく進路選択を果たしてください。
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