
先日、房総の先端に出かけたことを書きましたが、今週も再び行ってきました。海に100mほど突き出した、堤防の先端に座を取り、魚からのアタリを待ちます。じっと沖合を見つめていたところ、とつぜん海が隆起して、黒い半円形の物体が左から右へ。ゆうゆうと移動して、やがて海中に消えると、再び物体が姿を見せ…。クジラ? イルカ? 隣で釣っていた地元民らしき人に聞いたところ、「スナメリだよ。よくいるよ」とのこと。取り立てて珍しいことではないそうですが、多くの釣り人が竿を並べ、サーファーがひしめく至近の場所でお目にかかるるとは思いませんでした。写真にはうまく収められませんでしたが、竿先のあたりに出現したのです。伊豆に住んでいた時、やはりイルカが出没すると「あいつらが来ると、イカが釣れなくなるよ」と漁師がぼやいていましたが、やはりスナメリも魚を追いかけまわすとのこと。こうした時は諦めるしかなさそうですね。

釣りの帰り、海岸近くの道の駅に立ち寄りました。海沿いで「しおさい香る道の駅」というキャッチフレーズに「上総國いわしの里」というのぼりを見ては、通り過ぎるわけにはいきません。しかし、同じことを考える人が多いのか、駐車場は車を止めるのも一苦労。中に入れば食堂も売店もずらりと人が列を作り、「道の駅」ならぬ「密の駅」と言いたくなるほどでした。人が並んでいない屋台の、ミニ海鮮お好み焼きとコロッケを買って早々に退散。コロナが落ち着いたら、ゆっくり来てみたいと思わせる場所でした。

釣りの帰り、海岸近くの道の駅に立ち寄りました。海沿いで「しおさい香る道の駅」というキャッチフレーズに「上総國いわしの里」というのぼりを見ては、通り過ぎるわけにはいきません。しかし、同じことを考える人が多いのか、駐車場は車を止めるのも一苦労。中に入れば食堂も売店もずらりと人が列を作り、「道の駅」ならぬ「密の駅」と言いたくなるほどでした。人が並んでいない屋台の、ミニ海鮮お好み焼きとコロッケを買って早々に退散。コロナが落ち着いたら、ゆっくり来てみたいと思わせる場所でした。