goo blog サービス終了のお知らせ 

司馬遼太郎 さんをめぐる冒険

花神の日々
花神とは花咲か爺さんのことです

げに恐ろしきは宮仕え

2005年01月07日 17時25分34秒 | Weblog
公務員ではないが、組織につとめているので宮仕えである。仕事は今日から本格化。正月に歴史に浸っていたのが嘘のよう。げに恐ろしきは宮仕え。

昨日読んだ本では道三も油屋ではなく、二代目だとのこと。「史実」ってのは幻滅だけのためにあるような気がした。でも「小説」の道三はあくまで油売りでいい。


信長の最初の上洛を小説に書こうと思って、出だしでつまずいている。最初の上洛では義輝と対面した。この人、剣の達人で、最後は切りあいをして死んでいる。暴れん坊将軍もよく切りあいをするが徳川将軍で真剣で戦ったのは家康、秀忠ぐらいだろうか。家光なども時代劇では切りあいしたり、辻斬りしたりしてはいるが。

義輝は本当に切りあいをしたらしい。足利将軍というのはまことに奇妙である。尊氏がずっと朝敵だったので義政以外、あまり小説にはならない(もっとも義輝はなっている)が、室町時代というのは日本の原型ができた時代である。もう少し題材にされてもよいであろう。

とりとめもなく。