立花山麓会

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平成30年 関西立花山麓会 花見会報告

2018年04月10日 | 行事予定

二月下旬、藤本さんから「京都の桜の開花、満開予想が出たよ!」との連絡を受け、花見会の準備に入りました。この時期の京都は、只でさえ観光客で溢れるのに、近年は外国人も押し寄せますので、一ヶ月前ではホテルや評判のお食事処はなかなかとれません。満開予想が出ていた四月四日と開催日を決めましたものの、今年は桜前線に異常事態発生!!

博多もだいぶ前倒しになったそうですが、関西も前倒しを更に前倒しする事態に陥りました。自転車で買い物に出かける度、街路樹のソメイヨシノが日に日に葉桜に変容する様を見上げては溜め息、、、

花見会の前日から筒井先生と三重の菰野で暮らす木下(久我)弓子さんが私の家に来てくれて一泊されました。皆さんの予想通り、女三人寄れば姦しいの言葉通り深夜までお喋りは尽きませんでした。

日京都駅で田中功也さん、藤本茂さん、松本広治さんと合流して、駅前のメルパルク円山でおばんざいの昼食会をした後、待機してくれていたジャンボタクシーに乗り込みました。街路樹の桜は葉の方が目立つようになり、終わった感で不安が増しました。

松本さんから「また原谷苑や仁和寺に行ってみたい」と希望が出ていた上、運転手の藤田さんの勧めもあり、洛北にある原谷苑に向けいざ出発!

面白いことに、ここは開花状況により500円から入苑料金が変動します。この日の朝のNHKでも原谷苑の紹介があったそうで、満開でしたから1500円払い小道を登りました。個人の所有の4000坪の広い敷地に、20種以上のしだれ桜が400本!今を盛りと重たいくらいにピンク色の花を付けています。桃源郷じゃなくて桜源郷⁈の世界を満喫しました。先生も「こりゃすごいわ!」と写真撮りに夢中です。

枝垂れ桜を存分に楽しんだ後、細い道をジャンボタクシーで抜け、京都で最も遅く咲く御室桜を見に仁和寺に到着して門をくぐると満開の札が出ていました。ここも多くの花見客であふれていました。御室桜は「わたしゃお多福御室の桜鼻(花)が低くても人が好く」と江戸川柳にあるように樹高が低く(それで別名お多福桜と言います)2mから3mの花道を通り抜けながら、白っぽい桜を間近に楽しめます。仁和寺は、真言宗御室派の総本山で、世界遺産にも登録されています。開基は宇多天皇で皇室とゆかりの深いお寺です。花道を抜けた先に小高い土手があり、そこは五重塔をバックに満開の御室桜を撮影する人で溢れています。三代将軍家光により建立されたどっしりとした五重塔と、満開の桜のコラボは壮観です。

今年は開花予想が大きく外れ心配しましたが、筒井先生は「まぁ、見事やね〜‼︎」弓子さんは「桜を堪能し過ぎて、喉元まで一杯になったよ‼︎」と満足していただいたようで、なかなかいい花見会になりました。

田中さん、藤本さん、松本さん、木下さん、四人の名カメラマンが撮った写真で、皆様にも素晴らしい京の桜をお届けします。

夕食会場は初めて利用する駅前の全席個室が謳い文句の店にしたのですが、一度座ったらもう動けなくなる位の狭い個室にびっくり!それでも恩師と教え子、元気過ぎる?シルバー6名は、よく飲んで食べ賑やかな時間を過ごしました。


                     (文責:山本智子)


1 コメント

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皆様お元気で何よりです (馬渡 和夫)
2018-04-13 10:46:43
4月4日は福岡では、ソメイヨシノは散り始めていたので
花見会を心配していましたが、この報告の写真をみて、
原谷苑の枝垂桜、室生寺の御室桜ともに満開で花見を
満喫された様子が伝わってきました。
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