いつも笑顔でいるために

2005年3月、悪性リンパ腫と診断されました。
ココはいわゆる童話『王様の耳はロバの耳』の『穴』のような場所。

路上教習6日目、『シミュレーターでの急ブレーキ講習』。

2008-07-01 16:07:18 | 日々の生活
今日から七月だね。
暑い夏になるのかな、今年も・・・。

今日の技能教習は、シミュレーターを使っての『急ブレーキ』。
私は、この『シミュレーター』を使っての講義ってあまり好きじゃない。
実車とは動きもアクセル踏んだ感じも違うし、ブレーキの利きもハンドルさばきも全然感覚が違うから。
それなのに、こういう大切な『急ブレーキ』という項目をシミュレーター使って行うなんて、ちょっとヘンだよね。

なんて思いながら、廃車手続きをしてロビーで待っていると、第1段階の割と最初の方にお世話になった女の人の指導員に呼ばれた。
何となく雰囲気が『ドラえもん』。
所内コースを走っていたとき、それほど暑くもないのにがんがんエアコンを付けて、

『私、所内一の汗っかきって言われてるんですよ~。』

なんて、臭いすらしなかったものの、何となく隣りに乗るのが嫌~な気分にさせられる人だったんだ

今日は実車ではなく、小さめの教室で、しかもシミュレーションだから、どんなに汗かいても、車ほどの密室ではないからまぁいいんだけどね

妙にノリノリで、ゲハゲハ(という表現が正しく感じるくらい)と笑う20代そこそこっぽい女の子一人と受講。

『第2段階も中盤になりましたが、教習、楽しいですかぁ?』

と言う指導員の問いに、

『はいっ!メッチャ楽しいっす!

と妙にハイテンション。

変わって私はと言うと、いつも『冷静だよね』と指導員に言われるほど、テンションが変わるわけでもなく。
いや、別に暗くしているわけではないんだけど、習い事をしているのにテンション高くする必要って無いじゃん?
真剣に受けたいだけ。

でも、それって同性のカンに障るらしく・・・

今日のシミュレーターでは、わざと人を撥ねさせる所ばかり回ってきてました
物陰から、車の影から、狭い路地から・・・。
色んな所から人が飛び出してきて、ポ~ンと。

実車だと、まず停車している他の車の窓越しにある程度危険予測ってできるでしょ?
十字路になっている交差点を80キロで飛ばすことなんかまずありえないし。

それなのに、設定でそうなってる。

そのくせ、景気よく轢いてあげると、

『あら~。轢いちゃいましたね~。即死かなぁ?』

なんて、わざと笑いを取るようなことを言うから、隣の女の子はゲハゲハ・・・

『見えてませんでしたよね~』

なんて言うけど、いや、そうじゃない。

『見えていたけど、設定で断続ブレーキ利かないようにしてあるし、危険予測をして速度落としたら、『もっとアクセル踏んで指定速度(80キロや100キロ)出してくださ~い』なんてにこやかに言ってたじゃん。』

って、言っちゃおうかなぁ・・・なんて思っちゃったけど、ここはあえてクールに
言ってもこういうタイプには聞き入れてもらえないもんね。

それどころか、

『こういう風に人ばかり轢いちゃって、すごく暗くなっちゃった人いるんですよ~。どうですか?とても嫌な気分ですよね~。』

だって。

これには速攻言い返しちゃった。

『いえ、最初からテンション、変わってませんから』

って。
まぁ、時間的にそんなやりとりしていたらすぐ終わるって分かってたからなんだけどさ、何だか、ゲハゲハ女とこの指導員のおかげで、ホントに必要な急ブレーキの講義、無駄な1時間で終わっちゃった気がするなぁ・・・。

あ、1つだけ、いい経験になったことがあったっけ。

急ブレーキの踏み込む強さっていうのが、%表示で表されるのね。
いつも断続ブレーキを踏んで慣れていたせいか、それともシミュレーターはおもちゃの域を超えられないのか、どんなにガンって踏んでも100%出なかった私に、

『嫌いな人とか憎い人のことを思い浮かべたら100%出る人多いんですよ~。誰かいませんか?お姑さんとか。』

って言われて、その人達のことを想像して思いっきり踏みつけてやったら、一発で出ました、100%・・・

・・・誰を想像したかって?
真っ先に浮かんだのは、今日の指導員とゲハゲハ女・・・

ちょっぴりスッとした
まぁ、他にも嫌いな人はいても、憎いとまで思うわけじゃないからねぇ・・・。
憎む前に距離置くし。

冷静沈着な人間、敵に回すと怖いんだぞ

今日受けた講義は、所詮シミュレーター。
下のロビーに降りてきたら、割と話をするようになった指導員(男)に会ったので、聞いてみた。

『シミュレーターって、実車とは同じ動きしないですよね?』

って。
そしたら、

『それがシミュレーターの悪い所なんだよ~。何?ブレーキ、嫌な思いしちゃった?大丈夫。実車じゃあんな走りしないでしょ

だって。
嫌な思いするだけだった講義は、この時間でおしまいだから、気にしない気にしない。

次は2時間連続教習の、『危険予測ディスカッション』。
これまた複数教習(最大3人)で、1時間目は普通に路上を走って、2時間目に前の時間走ったときの反省なんかをしてみるらしい。
なんだかなぁ・・・。
10年前にはなかった項目らしいよ。
もちろん、かずパパもそんなの受けてないんだって。
でもまぁ、なんとかなるでしょ・・・。
第2段階終了まで、後半分。
がんばるぞ~。


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