美容専門学校で働くA

美容専門学校

労働者受け入れ1万人

2008-12-30 | Weblog
この前、テレビを見ていたら不景気で解雇された人の就職先についての番組がやっていた。なんでも解雇された人は再就職がないらしく大変のようだ。総務省によると11月だけでも10万人の失業者が増加したとの事。
10万人!?
10万人というと港区の人口が18万人。つまりどこかの区民全員失業したくらいのインパクトが1ヶ月にあった計算になる。番組の中ではこの大量の失業者の受け入れを積極的に実施している企業が紹介されていた。そこでひと際目立っていたのがタクシー会社。他の企業が数百人の受け入れを実施するとしているのに対してタクシー会社はなんと「10,000人」の受け入れを実施するんだそうだ。

リクナビ見ててもそんな採用予定人数見た事ない!



ただそこでその何日かまえにタクシーに乗った時の運転手の言葉を思い出した。私がタクシー運転手は日中さぼっているイメージがあると運転手に話すと

「うちは完全歩合制だから結局は客乗せてなんぼなんですよ。」
「むしろもっと働きたいのに労働基準法のせいで働く時間を制限されちゃって困っているくらいなんですよ。」

と運転手の返事が帰ってきた。
その時「なるほどー」と心の中で感心してしまった。
つまりタクシー会社は完全歩合制だから人を雇えば雇うほど儲かる仕組みになっていたわけだ。そして今、大量採用出来て嬉しい会社の裏ではタクシードライバーが限られたパイの奪い合いあいを思って嘆いているに違いない。

最初の話しに戻るとタクシー会社が10000人の受け入れを実施する報道があったが実のところ1億人でも10億人でも良い訳だ。タクシー会社はドライバーが増えれば増えるほど機会損失が減り、有り難い仕組み。とは言え景気が後退すれば結局タクシーに乗る機会は減るのでなんだか皮肉な話だ。

合宿終了

2008-12-23 | Weblog
合宿、無事終了~

思っていたより充実したものになり満足。
合宿所の周りに何にもなくて、「集中せざる得ない環境」があったのがポイントだった。みんな通常のサークル活動以上の集中力で取組めていた。

今回の合宿のテーマは「ジーンズメイトの事業再生」だった。

各班ともアイデアの切り口こそ良かったものの分析が甘い印象だった。
3日間あればもう少し掘り下げた提案が出来たと思う。
原因としては初の合宿というわけでチームマネジメントが上手くいっていなく、各メンバーの能力が活かしきれていなかった事があげられる。特に計画性のなさが目立っていた。これが出来ていればもう少し質の高いアウトプットになっただろう。計画性は簡単そうで難しい。これは今回の合宿に限る事ではない。計画が上手く出来るかどうかはプロジェクトの成功に大きく関わる事が再認識出来た。

次回は今回の反省を活かし、より具体的な提案を期待したい。またサークル内に限らず外部を含めたキャンプにする事も予定している。これで今回以上に緊張感のある合宿になればと思う。

合宿の写真や詳細はまた追って報告したいと思う。
>>>ブレイクスルー2008

合宿

2008-12-20 | Weblog
ビジネスサークルbreak



大学内に熱い集団がなかったから作ったサークル「break」。


今日はその合宿に参加している。



やっぱり主体的な奴が集まる集団は面白いな。

みんな限られた期間の中で最高のアウトプットを出そうと必至に頑張っている。

私も審査員としての参加だが睡眠時間を犠牲にして頑張っている!

正直負けないぐらい頑張っている!!

はずだ。



合宿をしている場所は、


>>>北野セミナーハウス

会社の研修でも使い勝手が良さそうだ。

自然に囲まれていて集中出来る環境があるし、食事もウマイ!言う事ない。



3日間で確保出来る睡眠時間は非常に少ないけど、あと1日頑張るぞ!!


効率or非効率

2008-12-19 | Weblog
唐突だけど少し小話を。

昔ある経営者がいました。

彼はもう60過ぎで良い歳なのでそろそろ後継者を決めようという事で2人の後継者候補を選びました。

そしてこの2人のうちのどちらかを経営者にすべく一定の期間鍛えていきました。

2人の後継者候補は対象的で、1人は何でも自分の力で解決してバリバリ仕事をこなしました。

もう1人の後継者候補は困った事があるとすぐに60過ぎの経営者を頼っては色々と助けてもらっていました。

そんなこんなでとうとう後継者を決める時期が来ました。




ここで察しが良い人は分かったと思うけど、後継者に選ばれたのは後者。

頼っていた方の候補でした。


こんなお話。。。。


このストーリーは色々な見方が出来るけど、なぜ後者が選ばれたのか?

自分が思うに60過ぎの経営者は自分の価値観や考え方がより伝えられたから後者を選んだんだと思う。


よく経営にはマインドが必要だ!!

なんて耳にする。

マインドは経営者のマインドから企業のマインドとなり、従業員のマインドとなる。

つまるところ経営者のマインド次第で従業員のマインドはどの様にもなる。

だから経営者のマインドは重要だし、それを組織全体に浸透させる努力は大事になる。

きっとストーリで後継者に選ばれた人は選ばれなかった人より経営者の意図を汲み取る事が出来たし、経営する立場になってもよりマインドを浸透させる事が出来ただろう。




仕事ではつい効率ばかり追い求めて、必要最低限のメールや必要最低限の電話、必要最低限の会議、目先の効率しか意識してない状況に陥りがちになる。

まず自分がそうだ。

でも本当はそんな業務効率を置いといてコミニケーションを取る機会を増やすのも
良いものなんだ。きっと。



反省

2008-12-17 | Weblog
今日は突然、同業種の企業から電話がかかってきた。

その会社とは一切面識がなかったが名前はよく知っていた。

電話はうちの会社が運営するサイトの致命的なエラーを指摘

してくれる様な内容だった。



その節は、本当に有り難うございました。



有り難いと思う気持ち半分、恥ずかしくも思った。

まず同業種という事で競合する企業がうちのためにわざわざ電話で

会社のミスを教えてくれた事。これは中々出来るもんじゃない。

そして従業員にそんな教育が行き届いている組織、素晴しい!!

改めて本当に有り難うございました。

そして恥ずかしさ、、、

実はちょっと前にそこの会社のサイトがダウンしているのを目の当たり

にした。正直大変だ!!なんとかしなきゃ!!

なんて思わず「しめしめ」と思ってしまった。猛省orz

でも考えてみたら競合である前に、市場に対しての問題意識を持って改善

に取組む上では同じ意識を持った企業同士なわけだから尊重し合える部分

だってあったはず。



企業の理念や事業の意義などはどこの会社も素晴しい。

でも実際それが実行出来ているのかといえば出来てない場合が多々ある。

今回のケースで言えば自分の次元の低さに恥ずかしさを覚えたし、電話

をくれた会社の素晴らしさに素直に感心した。



この機会に改めて自分の行動や会社のあり方、振る舞いを考えてみようと思う。