缶詰の箱詰

アイドルや特撮の話を徒然なるままに

アイマスPが嵐のライブに行った話①

2018-01-14 12:09:58 | アイドル
先月福岡であった日本を代表するビッグスター嵐の5大ドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」』。こんなテレビに疎い女でも知っている嵐さんのライブに行き、いたく感銘を受けて帰ってきたのだが、「ライブレポはツアー終わるまで禁止とかあるんやろか」とか「にわかの知らないルールがあるんじゃないか」とか色々考えて描きたいなという思いだけ抱えてきたのだが、全国ライブも余裕で終わったっぽいし、ちょっと調べてみたところ普通にレポを散見したので、レポというか個人的感想をまとめてみることにした。


相変わらず読みにくい文である上に、書いていたらライブ開始前で2000字を超えたのでライブはまた別に分けることにした。こんなブログ読む酔狂な人はいないと思うが今回の文ではライブまで行かないことを頭に入れておいてほしい。



余談だが私は音楽は基本的にアニソンと流行曲しか聴かないような生活を送って来ていて、しかもアイマスにハマってからは毎月毎月なんらかの新曲が聴ける環境に甘んじてアイマスしか聴いてないような女である。
したがってライブなんてアイマスの現地が2回と、少年ハリウッドの一度きりのライブに行ったきりである。嵐のライトなファンのうちの母が同様にライトなファンである向かいの家の奥様から借りて一緒に見たが感想は「金がかかってる…」「衣装替えめっちゃ多い…」だった。相手は日本の超有名アイドルなのだから経済効果が違う。やっぱ超有名アイドルは違うなと思いつつ、ファンクラブに入った母や向かいの奥様をの話を聞きつつも倍率高いしライブに行くことなんて一生ないだろうと思っていた。



しかしある11月某日友人から突然のLINEが来た。
内容は「お母さんが当てた嵐のライブチケットが一枚余ってるんだけど一緒行ってくれませんか?」





嵐のライブに行きませんか??????






もうびっくりである。母に聞いたがバイトのシフトを変わってもらえないから行けないという。流石に友人に向かいの奥様を紹介するわけにもいかない。しかも嵐のライブに行く機会に恵まれることなんてそうそうないと思い行くことを決意した。


とりあえず行くからには予習が必要だろうと近所のTS○TAYAに行きタイトルにもなってるしライブではこれをメインにやるんだろうと新作アルバムuntiteledをレンタル。今までに母の音楽プレイヤーに入れるために自分のパソコンに取り込んでいた嵐のCDも加えてプレイリストを作成して車内で流していた。一応セトリも送ってもらっていたのだがどれがどのCDに入っている曲かわからずセトリで聴くことを諦めた。


そんなこんなしてなんとなく新アルバムの曲も聴き覚えある程度の耳と、誰がどの担当カラーなのか程度の知識と、母たちから頼まれた物販のおつかいメモを持って友人と待ち合わせした朝早い電車へと乗り込んだのだった。



まず最寄り駅の待合室で驚く。明らかに同じ目的と思われるJKと思しき二人組がいた。オタクイベントにおいて到着駅に「むむっこやつ明らかに同じ会場に向かってるな!」っていう存在とかち合うことは多々あるが、地方の特に中心地というわけでもないうちの駅にそんな人が存在することに驚いた。流石嵐である。しかも彼女たちはめいいっぱいおめかししてきました!という気合を感じさせた。一方こちらは防寒に重きを置いた特にかわいさもない格好。こんな女が参加して申し訳ねぇという気持ちでいっぱいである。電車に乗ってもライブに行くであろう格好に気合の入った人がいっぱいいる。強い。もうこの時点でたじたじである。



普段は野球観戦と同人誌即売会でしか行かないヤフオク!ドームに到着してからも困惑が続く。人が少ないのである。始発組というわけでもないのに人が少ない。
物販が始まってわかったが在庫が違う。もうね、在庫の数が違う。物販列の中で売り切れるかハラハラするような在庫などは存在しない。いや、現場に寄ってはそう言うこともあるのかもしれないがにわかはそう思った。売れる程度がわからないのとは違う。売れる。間違いなくこのグッズはこの在庫が売れることがわかってるし、売れなくても採算が取れる在庫数なのだと思った。トップアイドルは格が違う。



双子コーデの女や、露出多い女達に尊敬の念を送りつつ、推しカラーてんこ盛り女や過去ライブトートバック女に共通の分化を見出し感動などしつつ海風の吹き付けるクソ寒いヤフオクドームの外で列が伸びていくのを見ていた。
失礼なことを言ってるのは百も承知なのだが、過去のグッズや銀テを身に着けている強い女に興奮を覚える質なので許してほしい。自分のことを美人とわかっている美人が大好きなのだ。マウント取ってると自覚しているうえでマウントを取る女が好きなのだ。強さをしれっと押しだしている女は美しい。


嵐の熱狂的なファンであった担当教授を彷彿とさせるはしゃいで5人で列の後方に駆けていく高齢女性たちや、親の愛と手間と金がこもっていそうな双子コーデ色違いの少女たち、着飾った女性に楽天でよく見るドギツイ色の衣装の女子、snowで撮ってラミネートしたと思われる顔写真を持った女子、ついでに肩身が狭いのか集まる男子など老若男女が集まっていく様はトップアイドルに相応しいものであるなぁと思った。

個人的には双子コーデをしつつ、ニットキャップやソックス、スニーカーなどで推し色を混ぜ込んで差別化を図っている女達に興奮を覚えた。かわいかった上に友人とライブに参加する一体感も高まる上に推しのアピールも欠かさない姿勢に天才か?と思った。私もやりたい。しかしそんな相手はいないのであった解散。


前述のとおり物販に余裕があるからかスタートダッシュは遅かったものの気付くと列はとても長くなっていてファンの多さと観客動員数の多さを痛感した。
余談だがこのあとのジャニショでも痛感。あんなに人の並んだジャニショ見たことがない。「二時間待ちで~す」というアナウンスを聞きながらどこのアトラクションやねんと思った。



そんなこんなあり物販で予定のものを買い、なんやかんやで入場列に並び、電子チケット入場のスマートさに驚き、何故か友人と、初対面の友人のお母さんの真ん中に挟まれ席順これでいいの?変わらなくていいの?と思いつつ着席したのだった。


次に続く