さて、天候とは別に、今日もまた。続きを投稿しなければなりません。「Blogとは継続にあり!」と喝破したのは誰でしたっけ?名前は忘れましたが、誰かがそんなことをゆうてはったわけですよって、頑張って投稿しようかと思います。
さて、昨夜、私は「ゲゲゲの鬼太郎」のエピソードの一つである「吸血鬼エリート」の回より、無用の知識を探し出すということで話を進めてまいりました。既に、前回は文庫本に書かれていた「あらすじ」まで引用し、着々とその準備を進めていたわけです。
その「あらすじ」ですが。。。。。「世界の美女の血にあきた吸血男が帰朝!!持ち帰った吸血プランには、一流名士の名がずらり。ひそかに国防大臣の依頼を受けた鬼太郎が吸血男と対決すべく彼を待ちうけていると、そのとき、どこからか男の奏でる音響催眠術の妙なるギターの音色が…!!。■表題作「吸血鬼エリート」ほか6編を収録」というものでありました。
で、実際にエピソードを知ってらっしゃる賢明なる諸氏にはおわかりのこととは存じますが、前半は正にその通りですよね。でも、そこに至るまでにも宝石のごとく眩い珠玉のストーリーが展開されているんですよね。このエピソード、冒頭は「10円玉を拾ったねずみ男」から始まるわけですが、物価の値上がりか、アンパンも買えず、貸本も10円では読めずといった素寒貧状況が語られます。で、そんな状況に出くわすのが、やはり空腹のためによろめくほど素寒貧な鬼太郎です。ここでねずみと鬼太郎の間で一悶着あり(ほんとにセコいやり取りで無常を感じますが)二人は喧嘩別れ。しかしその後、鬼太郎のもとには、あらすじにも書かれた国防大臣の使者が訪れ、国防大臣を守れば「日本国籍を与え人間として待遇しよう」との条件が提示されるのです。ま、この国防大臣との会話のシーン、鬼太郎煙草吹かしたり、先の日本国籍といった条件を無視して「それよりぼくもう一つケーキがほしいな」などとスカシたりして楽しいシーンでもあるのですが、ま、引き受けるわけですね。国防大臣のガードを。
で、その後、素寒貧なままのねずみ男の前に「花形満も後ろずさり」するようなカッチョいいスポーツカーを駆って現れた鬼太郎曰く「おいねずみ男チョコレートの一かけらくらいめぐんでやってもいいぜっ」と高飛車に語ります。で、ねずみもといねずみ男は「きちゃま就職したなーっ」ですから。鬼太郎「大臣に頼まれてね!はひふへほ」、ねずみ「俺だって、大臣に。。。」、鬼太郎「負け惜しみいうないっ(ビン。。。びんたの音)」とびんたを喰らわす!、びんたを喰らったねずみ男は「ちくしょう、後で10倍にしてかえさせてもらうぜ」と捨て台詞を吐き、ややあって吸血鬼エリートの下に行き着くわけです。(ああ、このあたり漫画をそのまま掲載したいですよ。。。。。というか漫画を読んでいただければと思います)
で、ねずみ男と吸血鬼エリートの邂逅のシーンとかも文章で仔細に解説してみたいのですが私にはその責が重いようでもあるので省略させていただいて、冒頭に記載したあらすじに沿いましょう。あらすじでは、「ひそかに国防大臣の依頼を受けた鬼太郎が吸血男と対決すべく彼を待ちうけていると、そのとき、どこからか男の奏でる音響催眠術の妙なるギターの音色が…!!」とありますが、実は、その音響催眠術に鬼太郎、まんまと引っかかります。
で、見事に捕まってしまうのですが、そこでやっと一行知識が出てきます。捕まえた鬼太郎を食わん(もしくは血を吸う)とした吸血鬼エリートですが、「うわっこいつぁまずくて食えねえや」と一言。
そうわかりますね。ここでやっと一行知識です。
「鬼太郎は不味い」んですね。
何かもうこれ以上書くのもつらいんですが、しかたありません、少し続けましょう。
で、「不味くて食えない」鬼太郎は、溶かされようとするわけですが、「なかなか霊力を持った子供」ということもあり、ねずみ男が吸血鬼の仲間になるよう説得を始めます。で、ねずみ曰く「大臣なんて守ってどうしようというのだ?」、鬼太郎「だって約束してしまったんだもの」、ねずみ「ばか、われわれがごみばこをあさらなければ食えないというのは政治がわるいからだ」、鬼太公「そりゃ、おまえがなまけ者だからだろう」といったやり取りの末、決裂して、鬼太郎は溶かされてしまいます。
鬼太郎かっこいいすよね。すんげークールっすよ。なんて誉めてる場合じゃない、溶かされちゃうんだから。
で、結局溶かされてしまった鬼太郎ですが、この後エピソードは目玉の親父と鬼太郎にかつて助けられたというコガネムシとねずみ男の活躍でエリートを倒しエンディングを迎えます。何か鬼太郎、クールだったのは、冒頭のねずみ男とのやりとりと大臣との会話シーン、その後のねずみ男への罵倒シーンとねずみ男の説得に屈せず溶かされる方を選ぶシーンだけで、後は溶けちゃってエリートとの勝負には負け一方で、何も活躍していないような気がするのは私だけでしょうか。
ま、一応それはそれとして無用の一行知識ですが「鬼太郎は不味い」ということでこの話は終わりにしようかな、、、、と思います。
明日以降は我が家の高貴なニェコ様達のキャハイイお姿を紹介したいと思います。
と思ったら、鬼太郎の「さざえ鬼」というエピソードでは岩にぺしゃんこにプレスされた鬼太郎が、「ほとんど生ステーキ」の状態でさざえ鬼にフォークとナイフで食われるのですがその時は「うんうめえや!こりゃほっぺたがおちそうだ」といわれてます。。。
何か私、間違っている気配ですよね。ま、そもそも「鬼太郎は不味い」だけでは一行知識にすらなってませんよね。
それより「吸血鬼エリートはギターを弾くときジミヘンと同じ左利きである」の方がまだましだったかな。

閑話休題。我が家の次兄、アビィです(一応ネコブログなので)。