
天皇賞が終わり本日のJRAはGⅠレースは一休み。アルゼンチン共和国杯だ。このレースは4歳馬が強いレース傾向。過去22年で4歳馬は12勝。残りは5歳と6歳が4勝ずつ。出走頭数自体が少ない3歳馬は2勝。2008年当レース優勝のスクリーンヒーローは次走JCを勝ち、2015年のゴールドアクターは次走の有馬記念を勝った。このレースを勝ってもJCや有馬記念には繋がらないイメージだったのだが、例は多くないとはいえ当レースステップで本格的に開花した馬もいる。
週中はユーキャンスマイル(7歳馬)で間違いないと思っていたのだが、そんなデータを見てしまうと気持ちが揺らぐ。7歳馬は過去22年では連対なし。3着まで広げてもは2005年のコイントスのみと完全に年長馬は苦しい傾向だ。ただコイントスも前走京都大賞典で9番人気2着のステップでの当レース臨戦。それまではほとんどGⅠやGⅡを戦ってきて勝ち切れはしないまでも好勝負してきた過程がある。
そんな不利なデータも初志貫徹。コイントスみたいに強い相手と戦ってきて前走で完全復活したともいえるユーキャンスマイルから入りたい。
◎3ユーキャンスマイル
引っ掛かるのは前述の年齢だけ。前走の新潟記念は新潟の長い直線を上がり最速で大外突っ込んできて9番人気2着。そもそもが菊花賞3着、阪神大賞典勝ちと翌年2着。長距離のスタミナ勝負にも好走してきた馬。かといってスタミナ一辺倒でもなく前走のように速い上がり時計も繰り出せる。それこそ長くいい脚を使えるタイプの馬だ。当レースは一昨年に1番人気で4着。ここはそのリベンンジの舞台が整った。
〇5テーオーロイヤル
条件戦からダイヤモンドSまで4連勝して臨んだ天皇賞(春)。直線向いてもタイトルホルダーに最後まで食い下がり最後にディープボンドに交わされて3着だったものの、4着以下は大きく引き離し十分に強かった内容。ただどうにもこの距離では◎に切れ負けすることも考えられてこの評価。あっさり勝たれても不思議ないが。
▲6キラーアビリティ
過去の出走頭数自体は少ないけれど結果は出ている3歳馬。世代間の強さ論でも今年の3歳世代は強いという評価もあるけれど半信半疑。ダービーで勝ち馬から時計ひとつ負けた当馬も3歳世代は強いに含めていいのか悪いのか迷うところ。ただ2歳戦とはいえGⅠホースであることは変わりなく◎〇をぶっこ抜くこともありかと思ってこの評価。
△11ラストドラフト
一昨年4歳時に当レース2着。冬場の成績が良くここもノーマークにはし辛い。新馬戦と京成杯しか勝っていない2勝馬だが重賞2着2回、3着2回の実績。前走も相手関係は軽かったとはいえ抜け出した脚は見どころあり。
×9ディアマンミノル
昨年の当レースは5着も2着馬からはコンマ2秒差。戦歴からは長距離過ぎない12F前後が合っていそうな印象。イソノルーブル一族なら勝ち切れないまでも馬券内の突っ込みはあるあるの馬。
◎の1頭軸3連単マルチ。〇▲の2頭軸の3連複押さえ。
ああああああまたもや時間切れ。日曜日ですが私は今日も仕事です。