「あの例の立ち飲みのお店は最近は行ってないんですか」とクワマン。ああそういえば１年位行ってない。過労死しそうなほど疲れきっていたので立ち飲みはどうなのかと思いつつもいつの間にやら２人で歩道橋を渡ってた。疲れている時にこそ癒されるのが、作られた昭和ではないリアル昭和のあの雑多な空間。歩道橋を渡り終わる頃にはハムキャ別とごぼう天とハムカツはどうするかなぁなどとすでにわくわくどきどき。地下への階段を降りる前にポケットに千円札を２枚忍ばせてすでに駄菓子屋モード全開。相変わらずの満席（満室？）ぶりにここが初めてのクワマンはその限りなくリアル昭和の雑多パワーに少々圧倒され気味。まずは富士屋本店マストのつまみ。
ハムキャ別は売り切れていませんでした。なんだか以前よりハムが少なくなったかな？サラダ（ただのパスタサラダなんだがここではこう呼ぶ）とごぼう天（相変わらず下におろしが隠れてる）にモツ煮込み。そして新メニューはあげしゅうまい。これらが全て２００円～３００円。やっぱり安い！そしてうまい！
ビールからホッピーに切り替える頃には店内は少し空いてきた。と、いきなり隣のおじさんが話しかけてくる。もうそれからはそのおじさんの独擅場 （ちなみにこれは「どくだんじょう」ではありません「どくせんじょう」と読みます）。クワマンと話す時間はなくなりそのおじさんの若い頃の自慢話が小１時間。おじさんが話し疲れた頃にはもう閉店時間でした。
まあそんな出来事もここらしいと言えばここらしい。。そのおじさんはここに２７年間通ってるそうです。やっぱりここは本物の昭和だったのです。あと１８年くらい経ったら私もあそこで隣のサラリーマンに、俺はなぁぁ２０何年前からここで飲んでんだぞ～～とか言いながら、塩を多めにぶっかけたごぼう天をほおばりつつホッピー飲んでいるのでしょうか？
過去の訪問は↓
ＰＡＲＴ１・ＰＡＲＴ２・ＰＡＲＴ３・ＰＡＲＴ４・ＰＡＲＴ５
富士屋本店
最寄駅：渋谷
料理：居酒屋 / 日本酒
採点：★★★★★
一人当たりの支払額（税込み）：１５００円以下
用途：一人客も多い
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