山里の四季・鹿野

山里の風景、趣味や日常の雑感を書く。

彼岸花の頃

2016年09月27日 | 日記
 お彼岸も過ぎ、秋本番になりました。
 秋晴れ、晴天を期待していましたが、ぐずついた天気が続き、今日27日は回復しました。
 秋雨前線が、南下、北上を繰り返す。
 今年の気候/気象は、その異常さ”が目立ちます。
 日本近海で台風が発生、強い雨、強い風、自然の揺らぎの規模が拡大の一途であります。
 地球温暖化の影響でしょう。
 それは、今後益々加速すると予測されています。
 将来の不安の前に、現実は年々、雨風による災害で人身の喪失が多い。
 遠くにある危機では無い。
 温暖化防止・・・温室化効果ガスの削減等は急務であるはず。
 しかし、世の動きは鈍い。

 鹿野の眼前の秋は、刈田と彼岸花の咲く里です。
 彼岸花、別名・曼珠沙華。
 サンスクリット語に由来する、”天上の花”の事で、お目出度い事が起こる兆し云々の意味を持つ由。
 花が咲き、その後、細い葉が出て、地下の鱗茎を充実させ、翌春枯れる。
 田の畔や道端等に多く、稲作との関連が連想されます。
 まさかの時には、食用になり、ネズミ、モグラ等には毒となり、畦や道ののり面を守る働きがある。
 人手による移植等で広がり、人里離れた辺鄙な場所には、自生していない。
 稲作の伝来とほぼ同時期に中国から伝わったて来たとも言われている。
 お彼岸の頃に、違わず咲く花の強さと、稲を実らせる人の営みのたおやかさ・・・良く似合う風景です。
 先祖を想い、巡る一年を回想する・・・お彼岸とは、こんな時節でもあります。
 刈田と曼珠沙華の風景、羅列しましたので、ご覧下さい。

 「 田一面 切り株畦に 曼珠沙華 」(詠み人知れず)

 
   

 自家で採れた旬の野菜・・・”とうがん”です。
 今春、知人から、突然、苗を3本貰い、経験も予備知識も無しに、取り合えず植えました。
 後は、放置したまま、それでも立派に実りました。
 大きい2個は、それぞれ3kg強ありました。
 1個は、別の知人TKさんに貰われて行きました。
 早速食べましたが、さっぱりした食感・・・好印象でした。
 ズブの素人の筆者にとっては、大収穫。
 プロ級の貴方、笑わないで下さいね。
 遊びですから。