昔は頑丈だった俺様の躰も半世紀以上使い続けてるので老朽劣化が進み
崩れた中州の堤防は復旧してたが
今では毎月1回以上は点検の為に修理工場に持ち込まなきゃならなくなってる
鮎釣りシーズンに土曜日の半日が潰れるのはとても不本意だ
とは言え自業自得だよって声も聞こえてくるが…
皆が思ってるほど無茶な人生を過ごしてきた訳じゃないんだよな~
愚痴っても仕方ない
とっとと点検して
川には午後から出撃だな!
朝一番の予約なのに終了したらもう11時
囮を仕入れて小倉方面に向かってみた
崩れた中州の堤防は復旧してたが
車は未だに通行止め
川の流れも無理矢理変えたようで
去年の瀬は今やちょろちょろ流れる小川にされてしまった!
代わりに
串川の流れ込みの方は水量が増えて
釣り場的にはそっちの方が良さそうかな?
今日は出遅れでどちらも先行者あり
釣れないのに人に気を遣う釣りほど馬鹿らしい事は無い
直ぐに移動開始
河原を閉鎖中の望地にやってきた!
予想通りガラ空きだけど
釣り人はポチポチ居るよ
水中は遡上調査で見たときと変わらず
茶色くて長~い藻がびっしりと付いてる
まるでドブか下水管の中みたいだね
心なしかホントにドブの匂いがするけど…
仕方ないからここで半日調査をして見よう!
たぶんボーズになるだろう…
果たして??
午後からスタートした時には
上流250メーターに1人だけ先行者
下流は300メーター以上遠い
仕度を済ませて石を眺めながらポイントを吟味してると
上流のオッサンがジワジワ下って来るのが視界に入る
それでもこの広い川原に二人しか居ないから気にして無かったが
気がつくと直ぐそこの30メーターも離れてない所に居るし
気持ち悪いから川を渡って左岸からやろうとしたら
このオッサンもずんずん川の真ん中まで立ち込んで来た
明らかに煽り運転だな{/m_0152.gif" style="letter-spacing: 0.13rem;">
気が小さい俺様は後から到着した負い目も有るからここで竿を出すのをやめて
オッサンを追い越して遥か300メーター上流の別の瀬に移動した
煽り運転者は米粒ほどしか見えないので気にもならない
改めてスタートした
こちらも汚い藻が伸びていて
流れの強い所は緑色の藻が生えてる
深くて強い流れの所は唯一藻が無いが
養殖物じゃいきなり入らないだろうな
しばらくは錘を噛ました養殖物で深みの石裏を探索するしか無いな
とか思ってたら
いきなりヒット
チビだけど背掛かりで追星もクッキリ!
ひとまずボーズは回避したな
あまりにもチビなのでコイツも鉛を背負って探索する
15分以上は無反応をガマンして石裏に留めていたが
ついにガマンの限界 流芯に誘導開始
少し横に移動したかな?って所でゴンっと手応え
ああ~ぁぁ ニゴイだよ
仕掛けも囮も回収したかったので
勝負する気満々で下り込もうとしたら
ええ オッサンがすぐそこに居るじゃん
このオッサンマジ怒れてるじゃん
あんだけ離れたのになんでまたコッチに来るんだよ
しかも退く気配も譲る気配もなし
仕方ない
竿を折りたく無いから一気に竿を縮めて
ふけた糸を手で掴み
ニゴイとゆっくり綱引きしてみたが
10秒持たずにプッツンこ
アホらしいしむかつくし
またオッサンを追い越して遥か下流の
車を停めた場所に戻る
気分を変える為にしばらく休憩してたら
煽り運転者は道具を畳んで帰ってしまった
ギ~エ~
超むかつく なんだよアレ
こっちが辞めたら辞めやがった
そして川には誰も居なくなった…
駄目だな もう冷静な釣りをする自信が無い
風も吹いてきたし
辞めて帰ろう
明日は… 中津に行ってみるかな~
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