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新年のご挨拶

2024-01-05 00:21:02 | Weblog
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

新年早々、とんでもないことが起こりました。
能登半島をはじめ、被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。
仕事始めから新年の挨拶も控えなければならないような事態です。

私のようなものの記憶でも、奥尻島ー阪神・淡路ー東日本ー熊本・・・と、
大きな地震がその復興、復旧も終わらないうちに次々と起こり、犠牲者は数え切れません。
ここに、これらを上回るといわれている東南海地震もいずれは起きるだろうと。
防ぐ手立ては全くありません。避難袋、避難経路、国や地方自治体はいろいろと提案していますが、
この現実、惨状を見ると、いかに無力なのかがわかります。

地震だけではありません。大型台風や猛暑、豪雪・・・
人間中心の考えが傲慢といえばそうなんですが、自然の容赦ないこと、勘弁してほしいですね。
人間の存在も自然の中の一つと考えることができれば、対応、その方向性も自ずと見えてくるものと
思うのですが、国を動かしている人たちには、それが見えていても、それよりも大事なものがあり、
それが、実際に暮らしている私たちとはかなり乖離していることがもどかしくてなりません。
地球温暖化対策で指標を示すも、それを金銭で貸し借り、清算するなんて考えが、どこから生まれてくるのか??? 

ところで、今回の地震で、国営放送局、全民放局が一斉に番組を中止し、その速報を流し続けました。
賛否両論ありますが、そのどちらも間違ってはいません。
ただ、それをしなければSNSで叩かれるとか、プログラム通りの放送は抜け駆けになるとか、
なにかそのような思惑が局の姿勢の中に見えるんです。決して斜めから見ているつもりはないのですが。
放送局もお正月で、緊急時に備えた要員が宿直状態だったと思います。人員を集め、現地に飛んで取材をするには
時間がかかると思うのです。何もわからないうちは「わかり次第お知らせします」でいいと思うのです。
「逃げて」という警告画面は、現地では見られたのでしょうか?
それと、CMが流せないのはわかりますが、その報道費用はその時間帯のスポンサーによって賄われていたのではないのでしょうか?もちろん、スポンサー企業は放映しなくてもよいという判断だったでしょうが、「この緊急報道のスポンサー」をテロップで流すのが、放送局の”仕事”であり、”礼儀””、”けじめ”なのではないでしょうか?放映料を返還して、局の予算で放映していたのならそれでいいのですが、緊急時は無礼講とするのはちょっと違うのではないかと思います。

さらにもう一つ。羽田空港の旅客機炎上事故。これは人災です。緊急速報で番組を飛ばす必要はないです。テロップで十分です。テレビ局の驕り、間違った使命感がはっきりとわかりました。地震が落ち着いたとの判断で対象を切り替えたのか?

私たちに”知る権利”はあっても、あなたたちに報道する義務はない。あなたたちは”知らせることで稼いでいる”ということを間違えないように。と言いたい。
被災地ではない地方の子供たちのために、過去の地震による被災者のために、優しい番組を提供することも必要ではなかったのか。全民放がどこに忖度をしてあの惨状を流し続けたのか。同じ災害の報道視聴率で一喜一憂し、報道手法に優劣をつけているのでは?と疑いたくなります。

いろんなことが気になってしまいましたが、ここのような場所では、被災者の皆様を心配する内容だけでよかったのでしょうか?






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