かあさん がんばってるからね

肺腺ガンで急逝した妻との26年間の思い出を綴ります。

赤と白の和ろうそく

2014-10-14 10:30:38 | バイク

またもバイクツーリングのネタです

【 秋を探して[3] ~ 奥飛騨ツーリング 】 のタイトルにしようと考えていましたが

立ち寄った飛騨古川で、心に残る体験があったので、このタイトルにしました






峠の蕎麦屋さんで昼食です







御嶽山です、噴煙が見えます   あの下で今も懸命な捜索活動をしていると思うと、心が痛みます







巨大な奈川渡ダム湖に出ました  ここから上高地も近いです








平湯峠方面への道  少し紅葉しています









いつもは泊まれればいいくらいの安宿ですが、今回は急遽決行したので、宿が見つからずに

平湯温泉のきちんとした温泉旅館です  たまにはこれもアリです なかなかよろしい

ゆっくりと温泉に入って、部屋食で、イワナの刺身や飛騨牛、釜飯..どれもおいしかったです








鮎の塩釜焼きも出てきました








塩の蓋を外したところ  この塩は後で何かに使うのだろうか もったいない気がします








宿の窓から、笠ケ岳がくっきり見えます









飛騨古川の町に寄りました  りっぱな造り酒屋です  杉玉の色が変わって、新酒のシーズンです













搾りたて新酒の試飲が出来るようですが、バイクではね  残念    ゴクリ










福全寺跡の大イチョウ  黄色く紅葉したら、見事でしょうね

















有名な飛騨古川の「起し太鼓」 100円の祈祷料で、試し打ちしました








よく手入れされた槇の古木です








水路に沿った、落ち着いた街並みです














水路には鯉が泳いでいます  丸々として、メタボっぽいけど、  平和なのでしょう







それぞれの家の玄関に簾を掛けて、一輪挿しが飾ってあります  オシャレで粋な感じです














和ろうそく屋さんに寄りました  職人でもあるご主人が蝋燭を作りながら、

由来や造り方を話してくれました

そこで、二組の赤と白のろうそくを買い求めました  一組は妻の実家へ届けます


ご主人 「白い蝋燭は、普段の仏壇に、

        そして、赤い蝋燭はお正月の三が日や、お嬢さんがお嫁に行く時のような

          お目出度い時にお供えしてあげて下さい

               和蝋燭は風が無くても、炎が上下にゆらぎます

                     そのときは、仏様が喜んでいる時なのですよ」



私はハッとしました  妻を亡くしたことも、家に仏壇があることも、長女の結婚も何も話していない

こんなことがあるのですね  けれども、しっとりとした気持ちが湧いてきました









創業200年以上のお店だそうです








レトロな感じの食堂です











紅葉には少し早かったけれど、心に残る旅でした







にほんブログ村 家族ブログ 死別へ


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (green)
2014-10-14 21:42:01
赤と白の蝋燭の話は知りませんでした
私が赤い蝋燭を使うときはいつになるでしょうか

自然の風景はこころやすらぎますね

そして飛騨古川の町の街並み建築家には堪りませんね(^_^)v

心踊る写真 感謝でした
                 失礼しました
返信する
greenさん (tatsu)
2014-10-15 11:29:42
コメントをありがとうございます

台風19号の進行速度が遅かったので
急遽出かけてきました

飛騨古川は会社勤めの頃に仕事で来たことがありますが
街並みを見たのは初めてです

実際に人が住みながらも、きちんと手入れされています
またフラリと訪れてみたい町です
返信する

コメントを投稿