
ただ勝つだけじゃない。打線が5回までに9点を取ってくれた。こてんぱんに圧勝するつもりで、大量援護にも気持ちを切らさず、打ち取っていった。「8回までは、そうだったんですけど。ぴしゃっといけるはずが」。そう言いながら、また苦笑いした。
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終盤に6点を失い「最後は西野に(肩を)作らせちゃったかな!?」と苦笑いを浮かべたが「最初から1人で投げるつもりでいた」とエースの自覚をのぞかせた。交流戦後のローテ再編でめぐってきたソフトバンク戦の初戦先発で勝利をおさめ「球宴まで3ゲーム差に縮めればチャンスはある」と逆転Vに自信をみせた。
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9回12安打6失点は涌井らしい数字ではないが、最後までマウンドに仁王立ちした。「意識しないわけがない」という1、2位直接対決。石川と登板順を変え、ここを任された。9点差の7回に中村晃の右中間適時二塁打などで2点を失っても、伊東監督に「一人で行きます」と直訴した。
乱打戦が続いた前カードの西武3連戦で中継ぎ陣が疲弊。9回に5安打で4点を失ったが、降りる気はなかった。「(守護神の)西野が(肩を)つくっていたって言っていた」と周囲を笑わせたが、若い投手陣への気遣いはエースの証だ。
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9回の4失点に納得してないんでしょうね。
三つ前のソフトバンク戦も6失点で勝利投手になりましたが、同じではないと思ってますよ。
数字だけみてるんじゃないですから。
わくの心構えは伝わってますから。


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