現世から旅立った仔達のかつての姿や
人の言葉を、お盆とかとは関係なく、ふと思い出すことがある
母はもちろんだけど
母の母、私にとってのお婆ちゃんの言葉が
時々うかぶのだ
その人は・・もうずいぶん前に亡くなったのだけれど
孫である娘は、その人のことを、私の母と区別する意味もあって
『ネンネのお婆ちゃん』と呼んでいた
その『ネンネのお婆ちゃん』はその当時に生まれた方の多くがそうだったように
とても苦労の多い人生だったと思う
だけど・・その人を思い浮かべる時
きこえてくる言葉は
自分の子供が、私が知っているだけで６人もいたというのに
何度も繰り返し話していたことは
自分は子供が大好きで・・お風呂屋さんに行った時
そこに寝かされている他の人の赤ん坊を全部順番に抱かせてもらった
その祖母の言葉がたまらなく幸せそうな顔と共に・・ときどき思い出されるのだ
幸せって・・そんなものかもしれない
そんな祖母の記憶から・・作ろうと思ったつちびと
幸せは・・ささやかなものだ
幸せは・・とるに足らないものだ
そんなことを・・私はつちびとで伝えたいのかもしれない
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11月6日(火）～11月18日（日）
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ワイアートギャラリー
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