娘の愛猫ビーの抗癌治療経過報告を
読むたび
こころに 甦る猫がいる
彼女の名前は ミュウ
もう何年も前に
癌で 虹の橋にわたった
知識も乏しく・・・それなりに 精一杯だったけれど
最後は 私の腕の中で
苦しかったのだろう・・・太い尻尾になって 逝ってしまった。
娘が小学生の頃
ミュウは へその緒のついたまま
ズタ袋に入れられて、我が家の門の内側に 捨てられていた。
猫を飼うつもりなど なかった。
でも、そのままに出来る状態ではなく
見ぬ振りをして 門の外にズタ袋を出す事は
私が殺す事と おなじ・・・
｢そんな状態の仔を 育てる事は難しい｣と
獣医に言われながらも
ミュウは すくすく育った
庭の木にのぼって 降りれなくなったミュウ
私や娘の腕を 引っかき傷だらけにしてくれたミュウ
一日家を空けたりすると
文句を言う代わりに 台所のシンクの所にウンチをしていたミュウ
そして 私の肩にいつも飛び乗って
私はそのままで 料理を作ったりした
なんと、多くの豊かな思い出を残してくれたのだろう・・・
今から思うと
門の内側に捨てられていたと思ったのは 間違い
あれは これから訪れるだろう苦しい時代を
生き抜くための
サンタからの季節はずれのプレゼント
孤独な時も
不安なときも
いつも ミュウがいてくれた。
娘がそっぽを向いてた親子の時も
ミュウの思い出だけは 同じ目をして共有できる
だから
ビーのことも
虹の橋から
見守ってくれていると・・・・・私はかってに思ってる
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次の個展の詳細が決まりました。
可南つちびと展 『ココニ イルヨ』
2009年5月3日～7月5日（日曜日のみ開館）
川西市湯山台2丁目25-21 ぎゃらりい 手風琴
AM１１：３０～PM５：００
tel＆fax ０７２－７４１－４２７０
御案内状をご希望の方は、右にあるメッセージＢＯＸより「ＤＭ希望」とし、
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