命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

みちのくの仏像を見て


今朝の日曜美術館の中で

木彫りのアーティスト三沢厚さんが尋ねられたみちのくの仏像

江戸時代の大工さんが作られたものらしく


小さな素朴な仏像たちがいっぱい並んでいた



その解説で言われた言葉


『個人的な、または一つの家の哀しみ寄り添うために作られた仏像』


その言葉を聞いたとき・・寝転んでテレビを見ていた私は・・坐りなおした



つちびと(陶人形)は・・仏像ではないけど

願うことは・・おんなじだ




解説は・・続いた

『当時は、天災や飢饉・・そんな中で・・幼い子はたやすく死ぬ


あの世で、苦しい想いをしていないかと・・あの世に行った子のことを案じる親達


そんな個人の哀しみを慰めるための仏像だから・・顔が・・とても優しい』
・・と


正座をしながら・・さらに私は思う



つちびとの顔は・・やさしくて・・いいのだ

改めて・・私は自分の作るものの意味を感じる



現代は、江戸時代のように・・幼い子が容易く死ぬ世界ではないかもしれない

でも・・・災害や、テロも含めての戦争や・・虐待や自殺


もっとややこしく負の方向に進んでいっているように思える2015年

そんな今だからこそ


個人の哀しみに寄り添うわかりやすい優しい顔をしたものが・・存在してもいい



そう言ってもらった気になった



相変わらず寒いけど・・そんな番組に背中を押され



以前・・首の不調で外での写真を撮れなかった一つのつちびとの

写真を撮りに外に出かける











悲しみや

喪失を抱える誰かのための・・・・つちびとであって欲しい


そして・・だからこそ・・優しさや温もりを・・表現したい








。。。。。。




2015年一番最初の個展のお知らせ

可南つちびと展 「待春」

3月17日から29日まで 大阪 梅田のワイアートギャラリーにて個展です

DMをご希望くださる方や、つちびとへのお問い合わせは kanansgallery@infoseek.jpまで、お名前、ご住所をお書きの上メールにてご連絡をいただけたら嬉しいです







symbol3人気ブログランキングに参加していますsymbol3ツイッターを始めた
可南にポチっとフレ~フレ~の応援して頂けるとうれしいです(*^-^*)


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事