台風が去ってから思うことがあります
我が家の並びの何軒か先のお宅は外壁がはがれて内部の木材が見えていました
ひと筋違いのお宅は、我が家より断然新しく立派なのに瓦の多くが飛んで漏電の危険から電気もつけられない状態
そして、我が家は、もし飛んできた大きなベランダの落ちてくる角度が、ほんのわずかでも違っていたら、ひどく破損したと思います
こんなこと、誰がきめるんでしょう
誰のさじ加減なんでしょう
私は、古墳にも縄文時代にも全く興味はありませんが
この台風を体験した後、想像するのです
今ほどの文明を持たない当時、自然の猛威は、比べ物にならないほどで恐ろしいものだったでしょう
そんなあがなえない大きな脅威に対して、せめてもの想いで 人間は土偶などを作り祈った
それしかすべはなかった
そんなことを、ずっと思っています
新たに今つくっているつちびと・・
「お地蔵さんみたいな子供つちびと、作ってます」と途中経過を娘にメールで送ったら
「みんなに見せてあげて・・」と返事が来て
「まだ、全然途中やから」と返したら
「残念、こんなつちびとが生まれたことが救いやけど」
と再び返事が返ってきたから
めちゃくちゃ途中だけど あえてアップします
どんなに未完成でも、今アップすることがいいのかもしれないと思ったから
自分のつちびとで何かを変えれるとは思っていません
だけど、はるか昔の人々が、祭礼のための土偶を作るしかなかったように
私は、今、こんなお地蔵さんのような子供を祈りながら作ろうとしています
無力のチカラを、この子に必死で込めようと思っています


スマホで撮った暗い写真でごめんなさい
スマホ、いまだに使い方ぜんぜんわからないのです




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ワイアートギャラリー
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