母のところに 行ってきた
すごく久しぶりだった
ずっと行かなくちゃあと 思ってた
行ってやりたいとも 思ってた
でも・・・そこに向かうには
怖ろしいほどのエネルギーがいる
自分だけでなく 周りも不調が続いた中・・・力がでなかった
だから・・・自分で無理矢理押し出すようなつもりで行ってきた
食堂でみんなと座っている母は・・・まるでスイッチの入っていない機械のようだ
腕も頭もだら~んとして、何も見ていない
でも、私が一言 「おかあちゃん」と声をかけると
突然、スイッチが入ったように 顔をゆがめて泣き出した
「うれしい」と言うのだ
嬉し涙のようには決して見えないような表情で・・・泣き続ける
とりあえず、母の部屋に場所をかえ
もって行ったゼリーとシュークリームを食べてもらうと・・泣き止む
そこからは・・・母は 堰を切ったように ずっと話し続ける
私には、分からない別の世界の話だ
訳の分からない夢をずっと見続けているような気持ちになりながらも
わかったような振りをして、笑い、相槌をつく・・・
やっぱり・・・疲れる
せつなくて・・・たまらなくなる
親だからだろうか・・・
そんな母を見るのが辛い
自分の心まで・・・壊れてしまいそうに思う
でも・・・
「今度は、もっと美味しいもの持ってくるね・・・」
そう笑顔で言って・・施設を後にする
それが、今の私に出来る精一杯のこと・・・だ
真っ直ぐ家路につく気になれず
気持ちをリセットする為 訳もなくうろついた・・・
今、私は母に似た泣き出しそうな顔を しているかもしれない・・・
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