個展が終わって・・次のつちびとを作ろうと思えるまで
そして・・実際に作り終わるまで
私はいつも・・同じような恐怖に駆られる
もうなにも浮かばないのではないか・・とか
しばらく土から離れている間に・・
次のつちびとを作ることはできなくなってしまったのでは・・とか
でも・・作るということは
作家でいつづけるということは
そんな恐怖がついて回るということなのだろう
その恐怖は・・新たに、また作れたという結果でしかぬぐい去れない
今回もそう言い聞かせている
昨日・・久しぶりに遠くのコンビニまで歩いて行った
そして・・その帰り
しばし・・いつもの池の前で過ごす
人っ子一人いない池の周りに反して
驚くほどの数の野鳥たちが・・池にいた
私は・・その様子をじっと見ていた
すいすい泳ぐもの
眠っているのか・・ただ浮かんでいるもの
羽を広げるもの
あまりにのどかな光景に
鳥たちは・・いいなあと
最近のコロナの情報で自分の心の重ぐるしさが増していたから余計思った
・・その瞬間
どこか別の頭の奥で・・鳥インフルエンザで鶏が殺処分されたというニュースが浮かんできた
人間というやつは・・
と自分のことを棚に上げて・・そんなことを想う
鴨の前から離れがたく・・
鴨の移動に伴い・・私も池の周りをついて回った
どれぐらい‥その池の周辺にいただろう
陰っていた池の表面に・・光がさしだした
誰の言葉だったろう・・
痛みも・・光だから
そんな言葉が浮かんできた
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今日のひとひら
コロナの感染拡大に伴い・・更なる心の疲弊がひろがるのではと感じて・・
毎日ではないけれど・・不定期アップの今日のひとひら再開します
命って、哀しくて、あったかくって、愛おしい
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