大丸の個展の初日が、1カ月前の今日だった
そして・・母が亡くなって2週間が過ぎた
母が・・生きている時は、思い出す姿も現在進行形だったから
近年、思い出す姿は・・どんどん哀しみを伴い、切なくなっていき
思い浮かべること自体辛くなっていった

だけど・・母が亡くなってから
もちろん・・最後の姿や火葬後の骨や
思い出すことの辛い姿もあるのだが・・
不思議なことに・・思い出す姿が、現在進行形だけではなくなり
若かった頃の姿や
私が子供のころおせち作りを手伝った時の母の姿や
娘と私と母とで旅行に行った時のことや
笑っている母の姿を思い出すこともあるようになった

死んでから・・思い出の中の母が・・さまざまな時代といろんな表情を見せるようになった
思い出が、老いることから自由になる
死ぬって・・こう言うことなんだと・・思う日もある

母が・・施設に入ってから・・それでも、桜の咲くころは毎年・・お花見に連れ出した
娘夫婦と、息子と一緒に桜の咲く公園で何度かお弁当を食べたお花見もあったり
桜の見える焼肉屋で焼き肉を食べたり・・
何年か母とお花見を重ねた
でも・・ある時から・・そんな外出も厳しくなり
さらに・・ある時からは、施設の桜の見える場所で差し入れのお弁当を食べても
見ているのか見ていないのか・・反応がわからなくなっていった
母の・・・もう姿はない
でも・・だからこそ・・いろんなことから自由になった母とまた・・桜を・・見たいな
そんなことを・・今思っている
来年・・桜の満開になるころ
母を偲んで個展をしようと思う


場所は・・ホームグラウンドのぎゃらりいホンダ
時期は・・4月1日から・・
そんな先のこと・・考え始めた
母の誕生日は・・4月12日だから
個展の期間中に・・深井で母のために乾杯をしよう
あっぱれだったよ・・と、母の生き方や死に方に乾杯をしよう



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個展、終わってしまいました~
ありがとうございました!
ブログを読んでらっしゃる方の中で
ギャラリーでなく気軽に訪れる場所で・・しかもつちびとにふさわしい場所
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