命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

救いの羽根


昨夜、東の友人からもらった電話の中で


彼女は、私のことも娘のことも


かわいくて仕方がない



抱きしめたくてたまらない・・というようなことを言っていた




この事は・・別に私たちを特別にそう思うということではなく


命のいとおしさを、彼女が最大限に感じる人だということだ



彼女は、私たちだけでなく、ほかの友人や、ほんの少し繋がりを持った方や


書物の中で出会った人物や・・


運命に翻弄されて罪を犯した人にすら…その哀しみを自分のことのように受け止める



なにより、厳しい外で生きねばならない猫達




叶うなら・・みんな抱きしめたいと思うのだろう








これは・・感受性の問題だ


想像力の問題だ




懸命に生きる命を



ただ生きてくれている・・そのことを


いとおしいと感じる



ありがたいと感じる




そういうことだと思うのです





そして・・そんな感受性の方が増えれば


世界は・・もう少し優しくなる




その感受性を持ちながら・・この世界を生き抜くことは


とてもしんどいことなのだと思うけど




しんどくても、そんな感受性を持つことを受容して


我が身を省みず、他者の命を抱きしめたいと願う人間が


もっと、もっと、この世界に増えてほしい





宮城での個展搬出の翌日


友人たちと丸森町の猫神様の石碑を探してうろうろした


どこにあるか ここにあるか・・


まるでウォーリーを探せのような楽しい時間の後



最後の最後になって・・本当に生きている猫に出会った


そして、その猫に手を差し出している方に出会った








かつて養蚕業の盛んだった丸森町が


蚕の天敵ネズミを捕ってくれる猫を、猫神様として石碑にした



そのことだけでは、どこかで物足りなさを感じていた私は



何の利益を与えてくれなくても、


出会ってしまった生きている猫に、手を差し出さずにはいられない方に


出会えたこと


そのことに、なにより救いのようなものを感じた









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よっし~
最後の画像が ほっこりとします。
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