いくつかの事が 重なって
過去から今に至るまでのつちびとの画像を 娘と見る機会があった
と、いうか
困った時の、娘頼みを またしちゃった
でも、その話の中で
昔のつちびとと今のつちびとの形態を比べて
いった娘の言葉
「昔は、ごつごつして
荒削りの岩みたい・・・今はまあるくなって、陶器のようだね」
これは、どっちがいいとか悪いとかいった言葉ではなく
変ってきたね・・・という素直な感想
確かに形1つとっても ずいぶん変った
変えようとする意志ではなく・・・自然とそうなった
そんなふうに 思っていたら
過去に作った作品の『受容』について
「どんな想いで、これ 作ったの?」と 娘に問われ

あの当時、とても辛くて
生きてゆくなかで 嫌がうえにもに傷つき
いくつも刻まれてゆく心の痛みが
時と共に 風化され 角が取れ
受け入れるようになれればと 思ったんよ
その言葉を 改めて読み返してみた
今・・・私のつちびと達が
ごつごつせず、形も想いも まあるくなったのは
それが 私の本当なのかどうかはわからないけれど
受け入れる事の苦しかった当時の自分が
望んだことだった
今日、そのことに 気がついた
だから・・・まあるくなっても
やさしそうでも
どっかに 哀しみがある

だって・・・どんなに 風化して 角が取れても
受け入れることに 慣れても
哀しみの根っこは どっかに残っているのだろう・・・
本人ですら、忘れた気がしていたとしても・・・



お返事
尚さん、アルのかぎ尻尾のこと、多大評価してくださって ありがとうございます。
そんだけ、たくさんのもの引っ掛けてくれているのなら、尻尾も太くなるし
少しおデブちゃんなのも、仕方ないですね(笑)