素焼きの窯の中の温度は、現在96度まで下がって
普通なら、ふたを開けてもいいとされる温度なのですが
つちびとは特殊なものだから、器と同じようには考えず
50度ぐらいまで下がるのを待ってから 蓋をあけることにしています
今回、窯の中に入っているのは
乾燥の度合いや窯のスペースの関係で
私は・・今回の個展で
どんなにささやかでもいいから光を届けたいのだと思います
日々生きている中では、苦しみや不安なことばかりに目が向いて
立て続けに起こっている災害、政治への絶望感・・
そんなものばかりに囚われてしまいがちな私だからこそ
それでも、きっと・・・ありふれた小さな小さな光を
まなざしの方向によっては気づけるかもしれないと
そんなことを、ワイアートの個展では届けたいのだと思います
樹木希林さんが、亡くなられてから同じようなことをおっしゃっていたと知って
ますます確信しています
樹木さんのように揺るがない方がそうおっしゃるのは当然のような気がしますが
あかんたれで今も迷いの中にいる私のようなものが
本当は、そんなふうに思うことが難しいからこそ
そう思いたいという祈りのような気持ちで開きたい個展なのだと思います
★可南つちびと展
『ヒカリ生まれる時』
11月6日(火)~11月18日(日)
11時~19時 (日、祝日は 午後5時まで・月曜休廊)
ワイアートギャラリー
〒530-0027 大阪市北区堂山町15-17ACT3-1F
TEL 06-6311-5380
人気ブログランキングに参加しています
ポチっとフレ~フレ~の応援して頂けるとうれしいです(*^-^*)
★つちびと写真絵本『泥の水へとかかる虹』をご希望くださる方は
こちらから