小説家の小川洋子さんが 河合隼雄さんとの対談のあとがきを、書かれていた
そのあとがきは 対談途中で、河合さんが亡くなったから
思いもかけぬ・・少し長いあとがきだった
対談の題名は 『生きるとは、自分の物語をつくること』
小さな自分の中から生み出せる物語なんて・・たかが知れていると悩んでいた彼女が
河合さんとの対談のあと・・綴られ内容を大雑把に書くと
「どこか遠くで傷つき途方にくれた誰かが、薄暗がりに向かい
自分の言葉にどんな意味があるのかもわからないまま、
ただ語り続ける。
暗がりの中に身を潜める私は それをひたすら書き取っていく。
誰かの心を支えるために必要なその物語が、
間違いなくこの世に存在していることを証明するため、
一字一字丁寧に書きとめてゆく、
それが、私の書く小説だ・・・と。」
この文章を読んだとき
いい文章に出会えたと思った
私は・・物語を書いているわけではない・・
だけど・・・
私のつちびともそんな風でありたいと・・切に願った
私という小さな枠の中から 私のために生まれるものだけではなく・・・
誰かの心を支えるために必要な物語が、きっと存在して
それを・・・言葉ではなく・・もっとわかりやすい・・つちびとという形で・・・
作りたいと・・願っているのだ
その想いは・・大丸の展示会を終えた後・・更に強くなっている
大丸の展示会できいた・・
「私が出会いたかったのは・・こんなものだった」と
言ってくださった方の言葉が
そんな私の背中を押してくれる
★★★★★★
可南つちびと展 『無力のチカラ』
場所 ぎゃらりい ホンダ
日時 2013年 3月7日(木)~3月20日(水)
11:00~18:00
イベントDAY 3月11日(月)ドリアン助川さんのライブ(詳細は未定)
〒599-8236
堺市中区深井沢町3134
TEL 072-278-3381
FAX072-278-1451
ぎゃらりい ホンダ
★★★
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