染色家の佐藤節子先生から
書類大の封書が届いた。
この秋のイベント案内とともに、

半衿が何枚も、入っていた。

美しい光沢。ぬくもりのある色。
普段、友達同士のプレゼント交換やいただきものなどは
ブログに載せることはあっても、贈り主はまず明記しない私だけれど、
先生とは長いお付き合いになるし、
あまりに綺麗な布だし、見る人が見れば、先生の作品だとわかるだろうし……
特にこの、梅の地紋に兎ちゃん。

着物もきっと、可愛いだろうなあ


たたき染めめや鶴の地紋は、個性的な装いができそう。

どんな着物と、合わせようかな。
しかし見れば見るほどに、
こうした質感の着物って、街で見かけなくなったなあと思う。
手にとると吸い付き、ほどよくまとわりついて、たらりと落ちる。
ざっくり気軽に着られる着物もいいけれど、
はんなりを絵に描いたような、こうした柔らかものは、
心までしっとりと潤すよう。
そういう意味でも、私にとってこの布たちは、いつも愛でていたい宝物になりそうです。
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佐藤先生の工房「あらた」主催の
「瑠璃の会」が、11月30日の昼に表参道で開催されます。
今回は有名な映画音楽を、歌、ヴァイオリン、ピアノでお届け。
詳細や申込み方法、問い合わせ先は、こちらをクリックしてくださいね。
私も参加予定です。
もう一つ

玉川高島屋のカルチャーサロン、10月期に
佐藤先生が着物の講座を持つそうです。
着物の着付けではなく、コーディネートのコツ、格合わせの基本、小物の合わせ方
古い着物の再生など、実践に役立つ知識の講義が中心だそう。
工房見学や歌舞伎観劇も予定されているようです。
詳しくはこちらをご覧ください。
そして、受講希望の方がいましたら、私にメールをいただければ(アドレスはブログ左上、
プロフィール欄にあります)、お得な情報をお伝えいたします。
いよいよ芸術の秋、文化の秋。着物でのお出かけが楽しい季節になりますね
