神奈川絵美の「えみごのみ」

2度目の“大草原”は、ぜんぜん違った

我が家のちっちゃなホームシアターで……


音楽ライブなどを楽しんだのち

料理番組にはまり……


ドラマを経て……


全国の名酒巡りに至り

ときたま

こんなのも(まあ、ひつじ年なので)

そして今、はまっているのがコチラ。


大草原の小さな家。

私が確か小4~5年のころだと思うのですが
大好きで、毎週見ていたNHK放映の米国ドラマです。
西部開拓時代のミネソタ州がモデルで
丸太小屋や馬車、暖炉、…土と水、草のにおいがしてきそうな
カントリーライフが、子どもの私にはとても魅力的に映ったものでした。


かっこいいお父さんと、美人で優しいお母さん。
そしてチャーミングな3姉妹。
家族愛や友情が全編通してベースにあり、そんなところも「小説的」というのか
子どもの私には憧れの対象でした。

で、今それを、45年ぶりくらいに見返しているわけですが……

当時とは視点がかなり違っているのを痛感します。

以前は完全に、主人公のローラ(当時8歳。私よりちょっと年下)目線で
友達のいじわるに一緒になって怒ったり、あんな木のベッドに寝てみたいなあと
思ったり、
お父さん、お母さんにあんなふうに甘えてみたい、とか。

でも今は完全にお母さん目線、大人目線で
三女の年端いかないキャリーが可愛くて可愛くて。
これは子どものときにはなかった感情ですね。

と同時に、子どものころはほとんど意識していませんでしたが
このドラマでは、よそ者に冷たかったり、貧富の差が露骨だったり
ウソで気を引こうとしたりといった大人の弱さ、
小さな社会の特性が結構あぶりだされていて、
差別問題も取り上げられていて、
ただのファミリードラマではなかったのだなあ、と、いちいち感心しながら
観ています。

世界的にヒットしたようで、200話以上あり
私が当時、好きで観ていたとはいっても、ほんの一部だったのだろうと。
娘たちが結婚するあたりはまったく知らないし。
これから毎晩一話ずつ観ても、かなりの日数かかりそう……。

みなさんは、昔のドラマで今、見返してみたいものはありますか?
または、実際に見返してみたドラマはありますか?

コメント一覧

kanagawa_emi
朋百香さん、コメントありがとうございます。
ドラマの方は観ていないのですが、アンシリーズは大人になってから
読破しました。でもやはり初期の赤毛のアンやアンの青春が
印象深いですね。
昔は主人公にのめりこむというか
自分を投影していたようにも思うのですが、大人になってから観ると
より俯瞰的な目になりますよね。
家族や人間関係のありかたは
ずいぶん多様化してしまいましたが、ベースにある愛や思いやりの
大切さは変わらず、いくつになってもこうしたドラマには感銘を受けます。
朋百香
絵美さま
私は今「アンという名の少女」観てます。小学生時代に読んだ「赤毛のアン」はアンが赤毛が嫌で染めたら緑の髪になった、というところが印象的だったのを覚えてますが、今、観てみると やはり親子の絆とか女性の人権とか人種差別の問題とかいろいろ織り込まれていたのですね。新鮮な感覚で観ています。

「大草原の小さな家」は当時、ファミリードラマの代名詞みたいなものでしたね。何があっても家族を守る父さん、一見優しいけど芯の強い母さん、憧れの家族でした。今や家族の形も多様性の時代で時代を感じます。
kanagawa_emi
まるたけさん、こんにちは!
大草原の小さな家、ご存知の方がいて嬉しい💛です。
たぶん、圧倒的かつ絶対的な家族愛が
ものすごい安心感(≒多幸感)を与えてくれるのではないかと・・・。

お母さんが意外と短気で、はっきりものを言う人なんだ、と
見返してみて初めて、気づきました(笑)。
まるたけ
絵美さん、私も「大草原の小さな家」、この前久しぶりに観ました。
この年になってみて見ると、目線ががらっと変わっていて、完全にお父さん
お母さん目線でした。開拓時代の生活、貧しくとも、この多幸感は
なんだろう?とつくづく思いましたよ。
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