政府が最近になって、投資で資産形成を推奨するようなことを
言っていますが、
20代～の若い世代ならともかく
50代以降は、よほど投機が好きな人はともかく
いつ現金化するかをそろそろ、考えなければならない年代。
それに、景気がいい時代は黙っていても
専業主婦がへそくりを元手に月10万殖やすなーんて記事は
マネー雑誌に、普通に載っていたわけで
やっぱり経済を上向かせる政策があっての、投資推奨でなければ
マインドは育たないのではないかなあ。
というわけで、
今よりは景気が良く、私もまだ30代だったころ
実はこんな投資をしていました。
ドル建ての債券です。
もう記憶があいまいなのですが、確か15年もので
償還時に100％になるものを、50％の価格で買ったような…。
15年経てば、100になるので、
当時の証券会社の窓口さんいわく
「償還時に1ドル＝25円を割り込まなければ、損はしません！」
ところが
まあ確かに、1ドル＝25円なんてことにはならなかったので
実損はなかったのですが、
2015年の償還までに、各証券会社ともオンライン化が進み
店舗ではなくネット上で各種手続きをしなければならなくなったのですが
私はどうも使い慣れず、
償還を知らずに、放置してしまった。
放置しても、なくなるわけではないのですが
償還時すぐに売却、つまり円に換えていれば
当時も結構な円安で（たぶん1ドル131円くらい）、利益が確定できたはず。
しかしずるずると眠らせているうち、
どんどん円高になり…。
気づいたときには1ドル100円程度。
買ったときのレートが1ドル117円くらいだったので、
（まあ、額面は2倍になっているけれど）何だか惜しくて
さらに眠らせてしまいました…。
そして今、この円安の流れ。
この安値は20年ぶりなどと聞いて、
ようやく、揺り起こし（＝売却、円に換える）ました…。ただし、半分だけですが。
これでもしまた円高になって、この先さらに20年も売却できなかったら
私の方が、トワの眠りにつきかねない。
長期投資はリスクが少ないといいますが、
私のようにうっかりすると、必要以上に寝かせてしまわざるを得なくなるので
気をつけてくださいね。
