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Etranger ~Kamui Houjo's MMO Life~

筆者がプレイしているMMOに関するブログです。
現在は三国志Onlineの廬山魏に住んでいます。

三国志Ⅸ、はじめました

2007-06-17 20:06:22 | 雑記
ウェブマネー支払の際に少々残金が出たので、先日購入した三国志ⅨPKの追加シナリオをダウンロード購入することにした。
今回購入したのが、トライアルストーリー~孝の章~と呼ばれる作品。

曹操が主役の覇の章孫権が主役の情の章劉備諸葛亮を主役にした忠の章
あとは隠しシナリオとして、呂布が主役の完全ifシナリオの武の章
これらに続く5作目で、馬超が主役の復讐劇ともいえるifシナリオ
とにかく、自軍の将軍が揃いも揃って頭が悪いので、計略に翻弄されるわ全滅するわリトライするわの繰り返しorz
コンプリートにはかなり骨が折れそうでだが、かなりの燃えシナリオなので是非とも果たしたいものだ。


ちなみに、通常プレイのリプレイのネタも、空いた時間を見つけて収集中。
例によって、マビノギで運営しているギルドのメンバーの名を冠した新武将を登録してのプレイで、今回もそれぞれの武将が面白いほど個性的な振る舞いを見せて楽しいです。
ssは、ギルド随一の猛者のコウレンが、一騎打ちで張飛を倒す大金星を獲得した瞬間。
但しこの直後、調子に乗って関羽にも一騎打ちを仕掛け、返り討ちに遭った挙句重症を負う…
自他共に認める猪突猛進っぷりは伊達ではありませんでした(爆)



それはさておき、正史の三国志のほうに興味深い記事があったので幾つか紹介しておく。

「これは国家の問題で、君の計略が正しいかどうかが問題です」
「個人的な恨みを公の道義と違えてはなりません」

曹操配下の将軍、李典が不仲だった張遼に対して呼びかけた言葉。
合肥の戦いにおいて張遼と意見が食い違った際に、こう言って彼を叱咤したとされる。
張遼はその進言を受け入れて僅かな兵で出撃し、「遼来々」(張遼が来れば泣く子も黙る)と言われる程の大勝利を飾る。
李典、張遼共に立派だからこそ成功した例と言えよう。

君主の信任を得ようと画策するあまり同僚の妨害に終始して、結局官渡の戦いにおいて致命的な大敗を喫した袁紹配下の将軍たちとはまさに好対照。


ついでに、もう一つ紹介をば…

「淳于式は民衆のことを思いやってこのことを言っている」
「私がこれに反論したら泥仕合になって建設的ではなく、どこかで断ち切らないといけない」

孫権配下の将、陸遜が、不仲の同僚から謀反の疑いを讒言された際の回答。
これに対し、孫権は陸遜のこうした態度を非常に褒めたと言われるが、後年、孫権の後継者問題で陸遜が讒言された際には、
陸遜に対して問責の使者を送り、結果として陸遜の憤死という結末を迎えた。
社稷の臣という、臣下の中では最高の評価を正史に遺したほどの人格者であった陸遜だが、アルコール中毒による痴呆症とも云われる状態にあった晩年の孫権の下では、それを活かす術もなかったというのは非常に惜しまれる。
結局は、最終決定権を持つ者の裁量次第という冷徹な事実を認めざるを得ない。

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