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カミクダキ建築基準法

わかりにくい建築基準法の用語を少しずつカミクダイテ説明していきます。

「固定荷重」「積載荷重」とは。

2011-06-14 21:46:45 | 日記
建築基準法上の「固定荷重」「積載荷重」とは、どのようなものをいうのでしょうか。

「固定荷重」とは・・・
固定荷重は自重ともいい、建築物そのものの重さを言い、鉛直荷重にあたります。

そのため、建物の部分ごとの使用する材料や形状を考慮して、その値を算出することになります。
例えば、屋根の部分の固定荷重を考えるときに、瓦ぶきなのか、薄鉄板ぶきなのか、厚形スレートぶきなのか・・・材料によって荷重が変わります。



「積載荷重」とは・・・
建築物の中に置く荷物や人間の重さで、鉛直荷重にあたります。

そのため、建物の用途や部屋の種類を考慮して、その値を算出することになります。
例えば、住宅の居室と映画館では、その場所を使う人の人数が違いますので、そういったことを考慮して積載荷重を算出することになります。