こんばんは Suikaです
今日も1日お疲れ様でした。
一週間振りくらいかな
記憶を蘇らせ
板東三十三観音巡り
板東第五番 飯泉観音
神奈川県小田原市飯泉(相模國)
真言宗東寺派 飯泉山 勝福寺(いいずみさん しょうふくじ)
本尊は十一面観世音菩薩
鎌倉時代に発生した日本三大仇討ちのひとつで
曾我兄弟(曾我祐成・時致)が仇討ちの際に日参して成就したことや
二宮金次郎(尊徳)が14歳の時 旅僧の訓読する観音経を聞いて発心したという伝説が残されてました
戦国時代になると北条氏の本拠となった小田原城を守る道場だったそうです
山門(仁王門)
観音堂(本堂)
県天然記念物の大銀杏
水向十三仏
十三仏は死者への13回の追善供養を司る仏として 江戸時代に考えられたそうです
左から
不動明王(初七日)釈迦如来(二七日)文殊菩薩(三七日)普賢菩薩(四七日)地蔵菩薩(五七日)
弥勒菩薩(六七日)薬師如来(七七日)観音菩薩(百か日)勢至菩薩(一周忌)阿弥陀如来(三回忌)
阿閦如来(あしゅくにょらい・七回忌)大日如来(十三回忌)虚空蔵菩薩(三十三回忌)
四国八十八カ所の石像
十三仏の外側に 四国八十八カ所霊場の本尊が彫られた石像が並んでました
遠く四国まで行けない人のために置かれたそうです
ここをお参りすれば四国八十八カ所をお参りしたのと同じご利益が得られるそうです
弘法大師像
鐘楼
青銅の手水鉢
江戸時代1704年作との事
船の形で船首に竜頭 船尾に十一面観世音菩薩坐像を載せた珍しい手水鉢でした
二宮金次郎(尊徳)の像
本堂に向かってます
金次郎は江戸時代後期の農村復興の指導者として有名ですが 少年時代にこの寺で 旅の僧が観音経を読誦するのを聴き
仏の道は人を救うことだと悟り 僧に再読を願ったと伝えられ この像はその時の姿を表してるそうです
1791年と1802年の酒匂川(さかわがわ)の氾濫で家や田畑を流された経験から 知恵を働かせて家を再興し 多くの人々の救済にもあたり
ここが出発点との事です
令和三年十一月二十七日 参拝
【ご詠歌】
かなはねばたすけたまえと祈る身の船に宝をつむはいいづみ
この時は下弦の月が残ってました
それでは
みなさんにとって 明日という日がより良い1日となりますように
がんばろう ニッポン
今宵はこの辺で失礼します